徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ハードウエア工学Ⅱ Hardware EngineeringⅡ

科目番号11012担当教員名古谷 彰教単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
 授業の目的は、情報システム工学実験Ⅰ、情報システム工学実験Ⅱ、マイクロコンピュータ通論、ハードウェア工学Ⅰなどで学んだ知識を基に、コンピュータで必要な機能の回路、各回路のしくみ、バスなど、ハードウェアの基本的な回路技術を習得することです。授業では、ハードウェア工学Ⅰを発展させ、マイコンシステムを構成するコンピュータの5大機能を回路毎に学習し、これらの機能を組み合わせたマイコンシステムを対象とした ハードウェア技術について具体例で学んでいきます。
 
到達目標
 到達目標は、授業目的や必要性を交え、以下の項目内容を目指します。
①知識(理解):コンピュータの回路を学ぶために、コンピュータを構成する5大機能回路の基礎が理解できる。
②態度(関心・意欲):「ハードウェア」の学習に興味関心があり、意欲的に学習する。
③技能(表現):最終的に事例を中心に、マザーボード回路が理解できる。
④思考・判断:ハードウェアの技術者に必要な資質について理解しようとする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ハードウェア工学Ⅱの概要説明ガイダンス、質疑応答基本的な論理回路の復習レポート作成(90分)。
【2】コンピュータの基本回路構成講義、実演、質疑応答入力回路の事例調査(90分)。
【3】入力回路講義、実演、質疑応答入力装置の事例調査(90分)。
【4】入力装置講義、実演、質疑応答記憶回路の事例調査(90分)。
【5】記憶回路講義、実演、質疑応答書込読出制御回路の事例調査(90分)。
【6】書込読出制御回路講義、実演、質疑応答記憶装置の事例調査(90分)。
【7】記憶装置講義、実演、質疑応答調査課題レポートを作成(90分)。
【8】演算回路講義、実演、質疑応答演算回路の事例調査(90分)。
【9】制御回路講義、実演、質疑応答制御回路の事例調査(90分)。
【10】中央演算処理装置講義、実演、質疑応答演習課題レポートを作成(90分)。
【11】出力回路講義、実演、質疑応答出力回路と装置の事例調査(90分)。
【12】出力装置講義、実演、質疑応答マザーボードの事例調査(90分)。
【13】マザーボード講義、実演、質疑応答インタフェースの事例調査(90分)。
【14】インタフェース講義、実演、質疑応答PCインタフェースの事例調査(90分)。
【15】まとめ講義、質疑応答まとめのレポートを作成(90分)。
評価方法
 演習やレポートが多い実践的な授業を行うので、試験70%、平常点30%とし、到達目標の項目それぞれについて60%以上を合格とする。なお、平常点は、受講姿勢、演習の解答、レポートなどを総合的に評価する。
無断欠席の無いように。
解答例はグーグルクラスルーム、授業等でフィードバックする。
教科書
プリント配布
参考図書
Arduino Projects Book
Getting Started with Arduino O’Relly
Arduinoをはじめよう オライリージャパン
機械に知力をつける制御用マイコン 初歩から応用まで 第2版 太平洋工業(株)編 日刊工業新聞社
備考
【クラスコード】授業でアナウンスします。 グループ学習になります。
【科目ナンバー】EDEE205L
【オフィスアワー】水曜日16:00-18:00 10号館7F居室
各自ノートパソコンを持参することが望ましい。(パソコンのない人は学校のパソコンを利用することになるので、USBメモリを持参のこと)
教材を使った授業になります。(ハードウェア工学Iで用いた教材持参のこと)
【実務経験】1986ー2017 NTT研究所 研究員