徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    線形代数学(Linear Algebra)

科目番号11061担当教員名松田 和典単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
 理工学部で必要な線形代数学の基礎を学ぶ。講義とともに課題や演習に取り組むことにより理解を深める。講義の概要は、行列、行列式、ベクトル、固有値等である。教科書に沿って進めるので、高校での既習事項は事前に確認しておくこと。
到達目標
【知識(理解)】高校での三角・指数・対数関数の知識を広げる。その上で線形代数学を理解し、計算ができる基礎を身につける。
【態度(関心・意欲)】予習・復習の習慣を身につけ、授業中はしっかり考え、問題演習やレポート等に意欲的に取り組む。
【技能(表現)】学習した知識を活用して、演習やレポート等で問題が解けるスキルを身につける。
【思考・判断】線形代数学を自由に使える数学の道具とし、2・3年時以降の専門科目で応用できるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】行列の定義、行列の演算(和、差、スカラー倍)前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.2 〜 P.7 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。〈
【2】行列の演算(積)、正方行列と逆行列前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.8 〜 P.17 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【3】連立一次方程式と行基本変形前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.18 〜 P.26 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【4】行列の階数前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.27 〜 P.31 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【5】連立一次方程式の解前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.32 〜 P.39 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【6】逆行列の求め方(掃き出し法)前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.40 〜 P.44 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【7】行列のまとめ、行列式の定義前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.45 〜 P.47 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【8】余因子と行・列による展開前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.48 〜 P.55 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【9】行列式の性質と行列式の展開前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.56 〜 P.65 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【10】逆行列の存在条件前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.66 〜 P.70 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【11】ベクトルとベクトルの演算前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.76 〜 P.80 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【12】ベクトルの成分表示と内積前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.81 〜 P.87 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【13】線形独立と線形従属前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.93 〜 P.103 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、次々回に返却。
【14】固有値と固有ベクトル前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.132 〜 P.138 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして次回に提出。(1時間半)担当教員は確認の上、返却。
【15】行列の対角化前半は講義形式の授業。後半は演習問題を解き、説明を聞き、内容の理解を深める。教科書 P.139 〜 P.143 の内容の確認をできる演習問題を解き、レポートとして期日までに提出。(1時間半)担当教員は確認の上、返却。
評価方法
定期試験(中間考査・期末考査)が40%。演習問題の解答状況45%、出席状況等の平常点が15%。これらをベースに総合的に評価する。
試験の解答:グーグルクラスルームに掲示
教科書
 「やさしく学べる線形代数」 石村園子 著(共立出版)
参考図書
 特別に指定しない。適宜演習問題を配布する。
備考
授業計画の1項目につき2コマ連続して授業を行う。
【オフィスアワー】月・火・木5時限,18号館4F3435
【科目コード】EBZM112L
【クラスコード】n4nfliz
【実務経験】1982年〜1986年まで企業(東芝)、1986年〜2006年まで大学(浜松医科大学、鳴門教育大学・兵庫教育大学院連合,イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)