徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】応用情報システム工学B　Applied Information Engineering B

科目番号	11117	担当教員名	坂見　健二	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
マイクロコンピュータが組み込まれた情報機器は非常に多く活用されています。これらの情報機器は、電源からの雑音や電圧の変動など使用環境によって動作が不安定になる場合があります。授業の目的は、情報機器に電気を供給する電気回路や電子回路が実際どのように配線されているかを実際に体験し、部品の配置や配線技術を具体例で理解して、実習•レポートを交えて、製作技術における基礎知識を習得します。授業では、情報機器などの使用環境を整える配電理論や配線設計などについての基本的な事柄が理解できるようになります。
到達目標
到達目標は、授業目的や必要性を交え、以下の項目内容を目指します。 ①知識（理解）：配電理論や配線設計の果たす役割について理解する。 ②態度（関心・意欲）：「電気回路」の学習に興味関心があり、意欲的に学習する。 ③技能（表現）：最終的に事例を中心に、簡単な回路の設計・製作が理解できる。 ④思考・判断：ハードウェアの技術者に必要な資質について理解しようとする。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	配線技術の意義・必要性・基本技能	ガイダンス、講義、実習	配線技術等についてレポートにまとめる。（30分）
【2】	構成部品の役割と特性・施工方法・複線図及び基本的な回路の製作	講義、実習	部品の役割と特性等についてレポートにまとめ、次回の単線図を複線図に変換しておく。（30分）
【3】	簡単な回路の製作	講義、実習	簡単な回路の製作をレポートにまとめ、次回の単線図を複線図に変換しておく。（30分）
【4】	複線図の描き方・３路回路の製作	講義、実習	３路回路の製作をレポートににまとめ、次回の単線図を複線図に変換しておく。（30分）
【5】	複線図の描き方・４路回路の製作	講義、実習	４路回路の製作をレポートににまとめ、次回の単線図を複線図に変換しておく。（30分）
【6】	複線図の描き方・パイロットランプ回路の製作	講義、実習	パイロットランプ回路の製作をレポートににまとめ、次回の単線図を複線図に変換しておく。（30分）
【7】	電子回路との結合回路作成	講義、実習	電子回路との結合回路の製作をレポートにまとめる。（30分）
【8】	複線図の描き方（まとめ)及び電子回路実習について	ガイダンス、講義、実習	複線図等についてレポートにまとめ、電子回路実習の計画をしておく。（30分）
【9】	組込みマイコンの基礎	講義、実習	組込みマイコンについてレポートを作成し、プログラムの検討をしておく。（１時間）
【10】	システムの機能設計とアルゴリズムの作成	講義、実習	システムの機能設計等についてレポートを作成し、プログラムの検討をしておく。（１時間）
【11】	プログラムの作成	講義、実習	プログラムの作成状況のレポートとプログラムの検討を行う。（１時間）
【12】	プログラムの作成（電子回路単体の動作確認）	講義、実習	プログラムの作成状況のレポートとプログラムの検討を行う。（１時間）
【13】	電気回路と電子回路の結合動作確認	講義、実習	プログラムの検証結果についてのレポートと修正箇所の検討を行う。（１時間）
【14】	電子回路の修正とプレゼン資料作成	実習	プレゼン資料の作成と練習（１時間）
【15】	まとめ（報告会）	質疑応答	全体の復習（１時間）

評価方法
実習やレポートが多い実践的な授業を行うので、試験50%、平常点50%とし、到達目標の項目それぞれについて60%以上を合格とする。なお、平常点は、受講態度、実習の状態、レポートなどを総合的に評価する。
教科書
自作資料を配布
参考図書
Arduino Projects Book Getting Started with Arduino　O’Relly Arduinoをはじめよう　オライリージャパン機械に知力をつける制御用マイコン　初歩から応用まで　第２版　太平洋工業（株）編　日刊工業新聞社

備考
オフィスアワー：火曜日１２時～１３時　１１号館１Ｆ実習工場実務経験　昭和５３年～平成２９年　四電工