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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】物理学A(Physics A)

科目番号	11155	担当教員名	竹本　惠一	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
前期の基礎ゼミナールA(力学基礎)の授業内容を引き継ぎ、力学応用の周期運動を学ぶ。また、前期の基礎ゼミナールA(電気基礎)の授業内容を引き継ぎ、電気応用の電磁気学を学ぶ。
到達目標
①周期運動である等速円運動や単振動に関連する法則が理解できる。【知識・理解】また、磁気力や磁場の主要な概念とそれらに関連する法則、電磁誘導と交流回路に関する法則が理解できる。 ②力学や電気、磁気に関連する物理現象に関心をもち、現象を理解しようとする。【態度(関心・意欲)】 ③等速円運動や単振動に関する現象について、力学の法則を使って説明でき、基礎的問題が解ける。また、電流のつくる磁場や電磁誘導、交流回路などに関する現象についても、電気や磁気の法則を使って説明でき、基礎的問題が解ける。【技能・表現】 ④力学に関する現象、電気や磁気に関する現象について、その現象の成り立ちについて考えることができる。【思考・判断】

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	4.1 等速円運動する物体の速度、加速度、運動方程式　　（周期運動、等速円運動、角速度、回転数と周期、等速円運動の速度・加速度・向心力）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【2】	（向心力、等速円運動する物体の運動方程式） 4.2 人工衛星 4.3 等速円運動する物体の位置・速度・加速度　（ラジアン、一般角の三角関数、三角関数と等速円運動の位置・速度・加速度）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【3】	4.4 単振動Ⅰ 　（弾性力とフックの法則、ばね振り子、単振動、振動数、周期、振幅、単振動の変位、速度、加速度）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【4】	4.4 単振動Ⅱ 　（単振動に必要な力、鉛直ばね振り子の振動数と周期、弾性ポテンシャルエネルギー） 4.5 単振り子　（単振り子、振り子の等時性）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【5】	4.6 減衰運動と強制振動　（減衰運動、強制振動と共振、ばね振り子・単振り子の公式）章末問題	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【6】	第５回までのまとめと演習（中間評価１）	・演習	・演習問題を復習する。
【7】	9.1 磁石と磁場　（磁気力、磁気量、磁気力に関するクーロンの法則、磁場、磁力線） 9.2 電流のつくる磁場　（直線電流、円形電流、ソレノイドを流れる電流がつくる磁場）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【8】	9.3 運動する荷電粒子にはたらく磁気力と電流にはたらく磁気力　（磁場のガウスの法則、電流に作用する磁気力、フレミングの左手の法則、直流モーターの原理、透磁率、磁束密度、磁束、磁化と透磁率、電流の間にはたらく力）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【9】	（運動する荷電粒子にはたらく磁気力、ローレンツ力、一様な磁場内の荷電粒子の運動、サイクロトロン運動、ホール効果）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【10】	9.4 電磁誘導　（電磁誘導、レンツの法則、ファラデーの電磁誘導の法則、コイルを貫く磁束の変化、磁場を横切る導線に生じる誘導起電力、ローレンツ力と誘導起電力）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【11】	第６回までのまとめと演習（中間評価２）	・講義・演習	・演習問題を復習する。
【12】	9.4 電磁誘導　（誘導起電力とエネルギー、誘導電場、交流発電機、誘導起電力におけるフレミングの右手の法則）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【13】	（自己誘導、磁場のエネルギー、相互誘導と変圧器）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【14】	9.5 交流　（交流、交流の実効値、交流回路）	・講義・演習	・授業に関する課題プリントを完成して、次週に提出する。
【15】	（共振、電気振動） 9.6 電磁場	・講義・演習	・復習の講義に関する課題プリントをまとめる。

評価方法
中間テスト及び期末テスト（７０％）、確認小テスト、課題プリントの提出等による平常点（３０％）をもとに、総合的に評価する。なお、テストの解答は、その都度、配布する。
教科書
教科書：物理学入門　第３版　原康夫著　学術図書出版社　ISBN-13: 978-4-7806-0500-6　本体2,000円＋税問題集：フォローアップドリル物理基礎「運動の表し方・力・運動方程式」数研出版　4-410-26523-5　本体300円＋税　　　　フォローアップドリル物理基礎「波・電気」数研出版　ISBN978-4-410-26532-7　本体286円＋税　　　　フォローアップドリル物理「力と運動・熱と気体」数研出版　4-410-26541-9　本体314円＋税　　　　フォローアップドリル物理「電気と磁気」数研出版　ISBN978-4-410-26536-5　本体314円＋税
参考図書
高校教科書　数研出版「改訂版物理」（物理/313）、数研出版「改訂版物理基礎」（物基/318）高校で物理を履修していない学生は、参考書として、高校物理の教科書等を持っておくことが望ましい。

備考
【オフィスアワー】金曜日5限目・4号館1階教務部【科目ナンバー】01NS103L 【クラスコード】3svntuc 【実務経験】昭和54年～平成28年香川県公立高等学校教員等