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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】生命科学（Life Science）

科目番号	11202	担当教員名	箕田　康一	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年～

授業概要
生物の構成単位である細胞について、構造、機能、および構成する物質の観点から学ぶ。この講義を通して、「生命とは何か」「生きているとはどういう現象か」など生物学の基礎についての理解を深め、「ヒトはどのように生きるべきか」について自らの考えを表現できるようになることを目指します。4回目以降（教科書第Ⅱ部以降）の講義は、グループディスカッション（30分）、学生による発表（30分）、箕田の補足（30分）で行いますので、予習のレポート作成が必須です。
到達目標
①知識（理解）　以下の全ての項目について説明することができるようになる。　（1）生物の定義を述べることが出来る　（2）地球上に多様な生物が生じた仕組みを概説できる　（3）遺伝の法則を説明し、その例外を5つ挙げることができる　（4）分子構造式を見て、タンパク質、糖質、脂質を区別することができる　（5）DNAの構造、複製の仕組み、遺伝子の発現を説明することができる　（6）主な細胞小器官の機能を説明することができる　（7）真核細胞の細胞骨格について説明することができる　（8）生体膜の構造を説明することができる　（9）細胞内でのエネルギー代謝を概説することができる　（10）細胞分裂とその制御の仕組みを説明することができる ②態度（関心・意欲）　（1）生物の巧妙な造りを知り、生命に興味を持つようになる。　（2）新たな知識を貪欲に吸収しようとする意欲を持ち続ける。 ③技能（表現）　生命科学の課題に対して、自らの知識や技術を活用し、対処することができる。 ④思考・判断　生命倫理にたいして自分の意見を説明することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	生きているとはどういうことか	講義	（予習）教科書はじめに-1章（p12-27）熟読（復習）レポート作成
【2】	糖	講義	（予習）教科書 2-3章（p28-55）熟読（復習）レポート作成
【3】	脂質、ビタミンとミネラル	講義	（予習）教科書 4-6章（p56-95）熟読（復習）レポート作成
【4】	細胞の構造と機能	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 7章（p100-111）レポート作成
【5】	DNAの構造とはたらき	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 8章（p112-124）レポート作成
【6】	DNAからタンパク質へ	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 9章（p125-137）レポート作成
【7】	タンパク質のはたらき	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 10章（p138-149）レポート作成
【8】	細胞内外の情報伝達	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 11章（p150-162）レポート作成
【9】	細胞分裂のしくみと制御	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 12章（p163-173）レポート作成
【10】	発生と分化	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 13章（p178-190）レポート作成
【11】	細胞のストレス応答機構	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 14章（p191-201）レポート作成
【12】	免疫システムのしくみ	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 15章（p202-212）レポート作成
【13】	ES細胞とiPS細胞	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 16章（p213-225）レポート作成
【14】	再生医療の現在と未来	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書 17章（p226-237）レポート作成
【15】	アポトーシスと老化	グループディスカッション・発表・講義	（予習）教科書18章（p238-249）レポート作成

評価方法
レポート（80％）および発表（20%）
教科書
「大学で学ぶ　身近な生物学」吉村成弘著（羊土社）　ISBN978-4-7581-2080-9
参考図書
「Essential 細胞生物学（原著第3版）」中村桂子・松原謙一監訳（南江堂）

備考
機械創造工学科、電子情報工学科の学生は、2018年度以前に入学した学生が受講対象です。レポートを提出しない場合は欠席として扱います。【オフィスアワー】月曜日5講時　10号館 3604室【実務経験】なし