徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    システム工学II(Systems Engineering II)

科目番号11206担当教員名樋口 峰夫単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
システム工学とはシステムを解析,設計,運用,計画,評価したりするときに用いる工学的な方法論を集めたものである.本講義ではこれらの方法論について学ぶ.更に方法論の範囲を技術者にとって必要になることが多いVE(バリューエンジニアリング)や安全,失敗学,特許等,周辺の実務的な項目まで広げ,演習を交えて学ぶ.
到達目標
①知識(理解):システム工学とものづくりの分野で広く使われる工学的な概念と方法を理解できる.
②態度(関心・意欲):ものづくりの分野で広く使われる工学的な概念と方法に興味を持つ.
③技能(表現):ものづくりの分野で広く使われる工学的な方法を簡単な課題に対して適用できるようになる.
④思考・判断:ものづくりの分野で広く使われる工学的な概念を使って思考できるようになる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】システムとシステム工学主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.授業のあった当日に,ノートを見返して,その日に何を学んだか思い出して欲しい.
【2】システムの評価と評価手法主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【3】システムの評価とトレードオフ主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【4】VE(価値,コスト,機能)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【5】VE(特性要因図,なぜなぜ分析)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【6】発想支援法(KJ法,NM法)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【7】工程管理・スケジューリング(ガントチャート,イナズマ線図)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【8】工程管理・スケジューリング(マイルストーン管理,PERT)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【9】信頼性の解析(FMEA,FTA)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【10】最適化手法主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【11】安全(ハインリッヒの法則,不安全行動と不安全状態)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【12】安全(危険予知訓練)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【13】安全(リスクアセスメント)主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【14】失敗学,有名な失敗事例主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
【15】特許主として講義形式で授業を行い,理解を深めるため適宜演習を行う.ノートを見返して復習
評価方法
授業態度・演習問題を約3割,試験を約7割の配分で評価する.
教科書
使用しない.
参考図書
室津他,システム工学第2版,森北出版,2006.
他,適宜指示する.
備考
関数電卓持参のこと.
演習については次回の授業で解説するので,できなかったところは復習すること.
オフィスオワー:木曜4講時(10号館3401室)
【実務経験】1985~2013 三菱電機 先端技術総合研究所他にて産業用ロボット,メカトロニクス機器の開発に従事