徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナールA_a

科目番号20175担当教員名妹尾　尚一郎単位2単位
科目群一般必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
　一般的総合科目の物理学、あるいは物理系専門科目を履修する準備としての力学および電磁気学の基礎を学ぶ。授業は、高校物理の履修・未履修に関係なく理解できるものとし、かつ履修学生にとっても大学物理学への橋渡しとしての基礎となるものとする。本講義は力学基礎，電気基礎，演習から成る。
到達目標
　後期以降に履修する物理学で必要な力学と電気の基礎を習得する。
�｜亮�(理解) 力、仕事、電場、電位など、力学と電気の主要な概念やそれらを律する法則（運動の法則、力学的エネルギー保存則、オームの法則など）を理解し、簡単な系における計算ができるようになる。
��態度(関心・意欲) 物体の運動や電気に由来する物理現象への関心を育む。
�５伺�(表現) 運動方程式や電気についての法則を応用して基本的な問題を解く技能を習得する。
�せ弭諭θ獣如／箸硫鵑蠅諒�理現象の力学的な性質および電気的な性質を見極めることができる判断能力を育成する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに、単位、有効数字、次元講義
演習		物理学で何を学ぶかを考える
【2】速さ、位置、速度講義
演習		x-tグラフ、ｖ-tグラフの作成
【3】加速度、等加速度直線運動講義
演習		加速を含む運動のグラフ
【4】平面運動、ベーシックウィング実習講義
演習		ベーシックウィングによる学習
【5】いろいろな力、運動の法則講義
演習		いろいろな力
【6】運動量、直線運動講義
演習		運動量、直線運動
【7】重力、力の合成と分解講義
演習		力の合成と分解
【8】運動方程式の解き方講義
演習		運動方程式
【9】摩擦力、力のつり合い講義
演習		摩擦力、力のつり合い
【10】力と仕事講義
演習		仕事
【11】仕事率、運動エネルギー講義
演習		運動エネルギー
【12】重力と位置エネルギー講義
演習		位置エネルギー
【13】力学的エネルギー保存則 講義
演習		力学的エネルギー保存則
【14】エネルギー保存則、力学演習演習力学の演習問題
【15】力学中間評価中間評価試験試験問題の復習
【16】電気の素は何か講義
演習		電荷
【17】電流講義
演習		電流
【18】クーロンの法則講義
演習		電気力の合成
【19】電場、電気力線講義
演習		電気力線の作図
【20】電位講義
演習		電位のグラフの作成
【21】導体と電場講義
演習		導体と電場
【22】コンデンサ講義
演習		平行版コンデンサのしくみ
【23】コンデンサの接続講義
演習		コンデンサの並列接続と直列接続
【24】コンデンサに蓄えられるエネルギー講義
演習		コンデンサのエネルギー
【25】回路と起電力講義
演習		直流回路
【26】オームの法則講義
演習		直流回路の計算
【27】電池の内部抵抗講義
演習		電池の起電力と内部抵抗
【28】キルヒホッフの法則講義
演習		キルヒホッフの法則の演習
【29】電力、ジュール熱講義
演習		電力とジュール熱の計算
【30】電気演習演習演習問題の復習
評価方法
中間および終了時に行う評価試験によって評価する。
教科書
物理学入門　第３版、原康夫著、学術図書出版社、ISBN-13: 978-4-7806-0500-6、本体2,000円＋税
参考図書
備考
2年から3年への進級のために、本科目の単位取得が必要である。なお、この科目には２つのクラスがあるが、本シラバスは妹尾の担当クラスのものである。
オフィスアワー：木曜日５講時（研究室）