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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20358 | 担当教員名 | 河合 浩行 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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現在、エレクトロニクス分野の進歩は著しく、変化の速度は衰えることがありません。こうした科学技術の進歩に追従し更に最先端の技術開発を行うためには、基礎となる分野について応用力を養うことが重要である。最近では機械システムに留まらずビル、交通から経済、社会全体までもシステムと捉えてシステム工学アプローチにより社会ニーズに合致したシステムを実現しようとする試みが広く行われている。本講義では、システムの定義からはじめて、現状システムの問題発見と解決策立案・意思決定までのシステム工学的アプローチのワークを通じて、システム工学的思考とPEST分析、3C分析、AHP分析法の応用力を身につける。 |
到達目標 |
・システム開発フロー、システム工学における課題を理解し説明できる。 ・事業性分析法、階層分析法を使い、技術代替案を決定できる。 ・階層分析法(AHP)を説明できる。 ・AHP法を使って意思決定を行うことができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション、成績評価方法説明、システム工学概要 | PPTによる講義 | 講義内容の復習 |
【2】 | システム工学の位置づけ | PPTによる講義 | 講義内容の復習 |
【3】 | システム工学における課題 | PPTによる講義 | 講義内容の復習 |
【4】 | 事業戦略分析法、システム開発フロー | PPTによる講義 | 講義内容の復習 |
【5】 | 意思決定法(階層分析法)概説 | テキスト&PPTによる講義 | 講義内容の復習 |
【6】 | 意思決定法(階層分析法)AHP計算演習 | テキスト&PPTによる講義と演習 | 講義内容の復習 演習の復習 |
【7】 | グループワーク(1) :グループ分け、役割決定、課題設定 | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【8】 | グループワーク(2) :PEST分析、3C分析、中間発表資料作成 | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【9】 | 中間成果発表 (PEST分析結果、3C分析結果、技術課題) | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【10】 | 自グループワーク(3) :代替案(新技術案)検討 | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【11】 | グループワーク(4) :評価基準検討、階層図作成、アンケートフォーム作成 | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【12】 | グループワーク(5) :アンケート内容説明&実施、AHP分析(1) | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【13】 | グループワーク(6) :AHP分析(2)と発表資料作成 | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワーク課題の検討、作業 |
【14】 | グループワーク成果発表とディスカッション | ・PPTによる講義 ・グループワーク | 講義内容の復習 グループワークの反省と復習 |
【15】 | 総括&まとめ | ・講義 ・質疑応答 | 講義内容の復習 |
評価方法 |
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平常点(15点),グループワーク取り組み・成果発表(45点)およびレポート(40点)の合計点で評価を行う。 |
教科書 |
EXCELで学ぶAHP入門〜問題解決のための階層分析法〜 高萩栄一郎、中島信之 共著、 オーム社、ISBN978-4-274-06616-0 ¥2400(税別) |
参考図書 |
必要に応じて資料を配布する。 |
備考 |
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本講義は、単に講義を聞くだけではなく、会社で実際に製品システムを開発するときに行われている開発提案策定を模擬します。この講義を有意義なものとするためには、自分で積極的に取り組む姿勢がとても重要です。他の電子情報工学科の講義に比べて、授業外の作業が多くなりますが、その分大きな達成感を得られる授業になると思います。 オフィスアワー:水曜日12:00-12:45 |