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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30119 | 担当教員名 | 多田 哲生 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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本講義では、工場・製造、医療現場の実務例を取り上げて、統計学の考え方とデータ処理の基本を学び、データ処理手法、実験の効率的な要因組み合わせについて習得する。 |
到達目標 |
・簡単な信頼性・品質管理であるQC7道具が使えるようになる。【知識(理解)】 ・統計計算の基本である平均、偏差、標準偏差、分散などが計算できる。【知識(理解)】 ・それらを応用した相関係数、回帰の計算と信頼性区間の推定など統計的データ処理が行える。【知識(理解)】 ・実験計画法を用いて要因効果の評価が実施できる。 ・社会で公表されている各種の情報を統計データに示すことができる。【態度(関心・意欲)】 ・各種のサンプルデータ統計処理してデータ全体の特性をわかり易い形式として表現できる。【技能(表現)】 ・データを階層またはカテゴリーに分類してデータ相互の相関を評価できる。【思考・判断】 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 統計学とは:統計学の歴史と価値について説明する。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】身の周りの統計学の応用例の調査。 【復習】統計学の歴史を整理する。 |
【2】 | 第1回講義の理解度確認用演習の解説平均、分散、標準偏差の意味と計算方法の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第2回目の講義の教科書132ページ熟読 【復習】平均、分散、標準偏差を計算で求める。 |
【3】 | QC7つ道具(その1):第2回講義の理解度確認用演習の解説。QC7道具の概要説明。グラフ、パレート図の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第3回目の講義の教科書122-123ページ熟読 【復習】QC7道具のパレート図を描く。 |
【4】 | QC7つ道具(その2):第3回講義の理解度確認用演習の解説。特性要因図、チェックシートの説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第4回目の講義の教科書123-125ページ熟読 【復習】QC7道具のチェックシートを描く。 |
【5】 | QC7つ道具(その3): 第4回講義の理解度確認用演習の解説。ヒストグラム、散布図の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第5回目の講義の教科書125-126ページ熟読 【復習】QC7道具の散布図を描く。 |
【6】 | QC7つ道具(その4):第5回講義の理解度確認用演習の解説。層別、管理図の説明。新QC7つ道具の概要説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第6回目の講義の教科書126-130ページ熟読 【復習】QC7つ道具の管理図を描く。 |
【7】 | 第6回講義の理解度確認用演習の解説。中間のまとめとして、QC7つ道具の理解度を確認するために演習問題を解く。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第7回目の講義の教科書155-156ページ熟読 【復習】QC7つ道具の整理をする。 |
【8】 | 第7回講義の理解度確認用演習の解説。推定(母平均と母分散)の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第8回目の講義の教科書133-134ページ熟読 【復習】母平均と母分散を計算して求める。 |
【9】 | 第8回講義の理解度確認用演習の解説。 相関係数の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第9回目の講義の教科書134-135ページ熟読 【復習】相関係数を計算して求める。 |
【10】 | 第9回講義の理解度確認用演習の解説。直線回帰の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第10回目の講義の教科書135-136ページ熟読 【復習】直線回帰式を計算して求める。 |
【11】 | 第10回講義の理解度確認用演習の解説。回帰分析の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第11回目の講義の教科書136-137ページ熟読 【復習】回帰分析を計算して求める。 |
【12】 | 第11回講義の理解度確認用演習の解説。重回帰と重相関の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第12回目の講義の教科書137-138ページ熟読 【復習】重回帰と重相関を計算して求める。 |
【13】 | 第12回講義の理解度確認用演習の解説。直交表と実験計画法の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第13回目の講義の教科書139-140ページ熟読 |
【14】 | 第13回講義の理解度確認用演習の解説。直交表による実験データ解析の概要説明と理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 【予習】第14回目の講義の教科書141ページ熟読 【復習】講義内容の整理整頓したノート作成と 全演習の解法をまとめる。 |
【15】 | 最終のまとめ:第14回講義の理解度確認用演習の解説。講義全体の理解度確認を筆記試験問題で実施する。 | ・講義 ・演習 | 【予習】全講義の要点を整理する。 【復習】すべての演習の理解不足内容を確認し、演習の解答をまとめる。 |
評価方法 |
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以下の項目に概ねの評価比率を与え、各項目の総和を基本とした評価点とする。 ・講義毎に実施する確認問題の得点:30% ・試験(中間と定期の合計)得点 :70% |
教科書 |
「信頼性技術入門」 小山 健 著、(財)日本規格協会、ISBN4-542-5032607、2333円(税別) |
参考図書 |
「品質・信頼性技術」著 松本平八など、共立出版、ISBN978-4-320-12304-5、2800円(税別) |
備考 |
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オフィスアワー:月曜日16:00-17:00 講義には電卓(平方計算)が必要。 |