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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00014 | 担当教員名 | 小西 史朗 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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【授業概要】生理学では、身体を構成する組織器官の構造と機能の相関関係を分子・細胞レベルおよびシステムの観点から 総合・多角的に学ぶことを目的としている。これによって身体が働く仕組を理解する。 【受講心得】生理学は身体の働く仕組みを理解するための基礎であるので、医療に携わるための基礎として重要な科目であ る。そのため、毎回の講義・演習について、しっかり復習することが、学修の成果をあげる要点である。生理 学・薬理学・病態生理学などに関する参考図書が大学図書館に豊富に揃っているので、これらを大いに活用し て勉学に励むことが望ましい。 |
到達目標 |
【到達目標】とくに生理学Iでははじめに、体液、循環、呼吸について学習する。その後、神経、筋肉などの興奮性膜にお けるイオンチャネルの性質や骨格筋および平滑筋の収縮機構を学ブ。また末梢・中枢神経系の構造と機能につ いてシナプスや神経回路の観点から学習する。消化・吸収・腎の働き、内分泌についても学ぶ。脳に関連した 精神神経疾患は、現代高齢化社会において緊急に対処すべき課題であり、これらの疾患の病態生理学的な性質 とその治療戦略についても習得することをめざす。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 生理学とは(概論) | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。 |
【2】 | 血液と体液 | 講義・演習 | 同上 |
【3】 | 循環1−心臓と血管のはたらき | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。循環器に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【4】 | 循環2−心臓と血管のはたらき | 講義・演習 | 同上 |
【5】 | 呼吸−肺のはたらき・呼吸中枢 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。呼吸器に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【6】 | 神経系1−ニューロンとグリア | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。神経系に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【7】 | 神経系1−興奮と抑制およびシナプス活動 | 講義・演習 | 同上 |
【8】 | 末梢神経系−体性神経および自律神経系 | 講義・演習 | 同上 |
【9】 | 感覚−視覚・聴覚・体性感覚・化学感覚 | 講義・演習 | 同上 |
【10】 | 中枢神経系−運動の制御・記憶と学習・睡眠と覚醒 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。脳に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【11】 | 筋収縮−骨格筋・心筋・平滑筋 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。筋収縮に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【12】 | 消化と吸収 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。消化器に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【13】 | 尿の生成と排出 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。腎臓に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【14】 | 内分泌−ホルモンの種類と作用機構 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。内分泌・ホルモンに関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
【15】 | 加齢の生理学 | 講義・演習 | 教科書・プリントや図書館の参考図書を活用して、よく復習に励むこと。加齢に伴う生理機能の変化に関する図書を少なくとも一冊は読むように。 |
評価方法 |
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筆記試験、演習・レポート、出席状況などにより評価 |
教科書 |
「やさしい生理学」森本武利・彼末一之 編集(南江堂)2,400円 ISBN4-524-23967-7 |
参考図書 |
パートナー機能形態学 改訂第2版 高野行夫, 岩崎克典, 原英彰 編集 藤原道弘 監修(南江堂) シンプル生理学 改訂第6版 貴邑冨久子 根来英雄 共著(南江堂) 「記憶のしくみ(上・下)」ラリー・スクワイア,エリック・カンデル著 小西史朗・桐野 豊・伊藤悦朗・宋 時栄共訳(講談社ブルーバックス) |
備考 |
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