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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00180 | 担当教員名 | 大倉 良昭 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 医療機器においては電気部品,電気機器が重要な働きをする.人間でいえば頭脳に相当する重要な部分である.このような装置のしくみや動作原理を知ることは臨床工学技士や診療放射線技師にとって大切である.ダイオード,トランジスタやそれらを用いた電子回路による増幅器などの定量的な性質を実際に実験によって目や耳で確認することは必須である.また,実験やレポートを通して,互いのコミュニケーション力を養い,互いに協力して成果を上げることを学ぶ. 具体的にやるべきこと:実験と演習を1テーマ3週間×4で実施.第1週目は実験テーマの目的や実施計画を説明,演習を行った後,各班において実験実施の計画を立て,各自の担当を決める.実験後,実験ノートを各班ごと提出する.第2週目は,実験計画に沿って実験を行い,実験ノートに実験手順と結果を表や図を用いて整理する.実験終了後,実験ノートをもとに実験レポートを作成し各自提出する.提出後,口頭諮問を行う. |
| 到達目標 |
| 下記のすべての実験テーマにおいて,原理,実験方法と手順,実験(測定)を行い,実験内容、実験手順、実験データの整理と結果をレポートして要点の記述ができ,課題および考察をまとめることができる. |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーション(実験の班編成や全般的な注意事項) | 講義と対話形式 | |
| 【2】 | ディジタルマルチメータの原理と使い方 | 原理説明と実習、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【3】 | 電流電圧抵抗の測定(オームの法則) | 実験、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【4】 | 電流電圧抵抗の測定(オームの法則) | 実験、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成と次週実験日の前日提出 |
| 【5】 | キルヒホッフの法則の原理と計算法 | 原理説明と実習 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【6】 | 電流電圧抵抗の測定(キルヒホッフの法則) | 実験、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【7】 | 電流電圧抵抗の測定(キルヒホッフの法則) | 実験、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成と次週実験日の前日提出 |
| 【8】 | オシロスコープの原理と使い方 | 原理説明と実習、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【9】 | オシロスコープによる電気信号の観測 | 実験、実験ノートの確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【10】 | オシロスコープによる電気信号の観測 | 実験、実験ノートの確認 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成と次週実験日の前日提出 |
| 【11】 | 交流回路の特性 | 原理説明と実習、実験ノート確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【12】 | RC回路の過渡応答と周波数特性 | 実験、実験ノートの確認 | レポートの対応箇所のまとめ |
| 【13】 | RC回路の過渡応答と周波数特性 | 実験、実験ノートの確認 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成と次週実験日の前日提出 |
| 【14】 | 実験予備(1) | ||
| 【15】 | 実験予備(2) | ||
| 評価方法 |
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| 大テーマごとのレポートによる評価(口頭諮問を含む)60点,実験ノート評価20点,実験態度20点 4テーマの得点の平均値で評価する。 |
| 教科書 |
| 別途資料(電気工学実験指導書) |
| 参考図書 |
| 若松秀俊他1名,「医用工学−医療技術者のための電気・電子工学」共立出版 |
| 備考 |
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| この科目は、大倉他1名が担当する。授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。 |