徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射線安全管理学（Radiation Protection and Safety）

科目番号10340担当教員名中村　昌文単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
・放射線安全管理の基本である「線源管理」，「環境管理」，「個人管理」に必要な知識について説明する。
・放射線の防護方法，放射線取扱施設における遮蔽計算法等について指導する。
・地震，火災等事故発生時の対策方法と人体及び環境に与える影響等について説明する。
・放射線管理・取り扱いに係る関係法規について説明する。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：放射線防護を理解し，放射線管理・取扱いに関する関係法規の内容を理解・遵守できる知識を習得する．
��態度（関心・意欲）：放射線施設および放射線源の管理を身につけ，理解・実践できる．
�５伺宗壁集宗法О貳未僚嗣韻砲錣�りやすく放射線に関する説明ができる．
�せ弭諭θ獣如　�放射線事故が発生したとき，状況を正しく判断し事態に対応できる．
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射線安全管理学　授業概要
放射線安全管理の基本理念　放射線管理に関する意義と必要性		講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ1〜Ｐ17）
予習６０分　復習９０分
【2】国際放射線防護委員会の勧告　ICRP勧告と放射線防護の意味講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ17〜Ｐ28）
予習６０分　復習９０分
【3】放射線被ばくの種類 電離放射線の人体への影響講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ28〜Ｐ87）
予習６０分　復習９０分
【4】放射線被ばくの基本概念（等価線量，実効線量）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ89〜Ｐ120）
予習６０分　復習９０分
【5】個人の被ばく管理講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ120〜Ｐ135）
予習６０分　復習９０分
【6】関係法規講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ29〜Ｐ62）
予習６０分　復習９０分
【7】放射線取扱施設の管理講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ137〜Ｐ162）
予習６０分　復習９０分
【8】放射線管理―１　線源管理　汚染管理　放射性廃棄物管理講義　　　　　　　　　　　　　　　　授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ163〜Ｐ189）
予習６０分　復習９０分
【9】環境の管理―２　放射線事故　在宅医療　被ばく医療講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ197〜Ｐ214）
予習６０分　復習９０分
【10】個人の管理―１　物理的な管理（外部，内部被ばく線量の測定と評価）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ116〜Ｐ136）
予習６０分　復習９０分
【11】個人の管理―２　医学的な管理（法律に基づく健康診断）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ116〜136）
予習６０分　復習９０分
【12】放射性廃棄物の処理　廃棄物の処理方法と現状　講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ189〜Ｐ196）
予習６０分　復習９０分
【13】事故と対策　放射線事故の分類と原因講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ197〜Ｐ214）
予習６０分　復習９０分
【14】医療被ばく　現状と対策講義授業の復習と放射線安全管理学の内容の再確認（教科書Ｐ215〜Ｐ248）
予習６０分　復習９０分
【15】これまでの授業のまとめ講義予習６０分　復習９０分
評価方法
・期末試験と平常点で総合的に判断する。期末の定期試験の開示は個別に教員室にて随時行う。
・配分割合：期末試験７０％，平常点（受講態度等）３０％。
・課題や資料はGoogleClassroomに提示します。
教科書
・診療放射線技術選書　放射線・医療安全安全管理学　藤淵俊王・杜下淳次　（南山堂）　
参考図書
・放射線関係法規概説　第１０版　川井恵一著　通商産業研究社
備考
・【オフィスアワー】水曜日の午後4時30分〜午後6時　17号館 1階 3128　　　
・【科目ナンバー】ＦＡＲＳ１Ｃ２Ｌ
・授業時間外の学習時間は目安であり，各自調整してください
・【実務経験】平成4年7月から平成6年3月まで国立療養所宇多野病院放射線科　診療放射線技師
　　　　　 平成6年4月から平成11年3月まで国立京都病院放射線科　診療放射線技師
　　　　　 平成11年4月から令和4年3月まで市立大津市民病院放射線部　診療放射線技師