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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10373 | 担当教員名 | 山村 憲一郎 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 核医学検査は人体に微量の放射性核種を投与して、体内から放出されるガンマ線を体外で検出し、画像として描出する方法です。これを可能にしたのは、人体内で挙動する分子に放射性物質を標識化（離れないように連結してやる）する方法が開発されたことによります。この放射性医薬品から放出されるガンマ線を検出し、画像にします。 この方法で得られる核医学画像はCTやMRIと比較すると分解能は見劣りするものですが、人体の機能と代謝を反映している画像です。この画像を得るためには、様々な基礎的な習得を必要とします。前半はそれらを学修し、さらに後半では人体各部での検査や核医学治療について学修します。 |
| 到達目標 |
| �｜亮院瞥�解） 1.核医学を理解する上で、基本原理となる事項（放射平衡、放射線計測、放射性核種、標識薬剤など）が説明できる。 2.臨床核医学で使用される核種について、具体的に説明できる。 3.核医学検査で使用される放射性医薬品（約20種類）とその目的臓器への集積機序が説明できる。 4.核医学検査機器による放射性核種収集原理の概要が説明できる。 ��態度（関心・意欲） 放射性同位元素をトレーサとして、生体内の整理機能や代謝機能を体外から検出し、画像化する仕組みに関心を示し、自ら意欲的に学修に取り組むことができる。 �５伺宗壁集宗� 放射性医薬品を体内に投与して画像化するまでのプロセスについて、具体的に説明し素人に理解させることができる。 �せ弭諭θ獣� 核医学検査の基本的な集積原理及び画像形成の原理を理解し、診療放射線技師国家試験の設問に対し、授業内容を総合的に思考判断して核医学検査技術学の設問に回答できる。及び設問の主旨を説明し解説できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 核医学の歴史と核医学に関する放射線物理学 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 2p〜14pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【2】 | 核医学に必要な統計学・放射線計測学・安全管理 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 14p〜36pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【3】 | インビボ（体内）計測用放射性医薬品 | 講義 「一斉講義形式」 | 配布資料及び教科書 38p〜42pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【4】 | 放射線生物学・放射化学・ジェネレータ | 講義 「一斉講義形式」 | 配布資料及び教科書 42p〜45pの熟読と理解 (予習・復習・各90分) |
| 【5】 | 核医学検査で使用する機器 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 48p〜58pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【6】 | 摂取率測定装置・SPECT装置・PET装置 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 58p〜79pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【7】 | 半導体カメラ・全身計測装置・サイクロトロン | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 79p〜89pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【8】 | 脳神経系・内分泌系の核医学検査 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 262p〜293pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【9】 | 呼吸器系・循環器系の核医学検査 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 294p〜329pの熟読と理解 (予習・復習・各90分) |
| 【10】 | 消化器系・泌尿器系の核医学検査 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 330p〜349pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【11】 | 骨・カルシウム・腫瘍・炎症の核医学検査 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 350p〜361p、374ｐ〜383ｐの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【12】 | 血液・造血器・リンパ管検査 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 362p〜373p、の熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【13】 | PET核医学検査の概要 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 394p〜414pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【14】 | 核医学治療の概要 | 講義 「一斉講義形式」 | 教科書 416p〜422pの熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 【15】 | 核医学検査における防護と事故防止 | 講義 「一斉講義形式」 | 配布資料の熟読と理解、疑問点の確認(予習・復習・各90分) |
| 評価方法 |
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| 期末試験：筆記試験と授業中の確認問題結果を8：2で配分評価します。 確認試験の解説は授業中に行う。 期末の定期試験の開示は個別に教員室にて随時行う。 |
| 教科書 |
| 核医学検査技術学 改訂3版 オーム社 6300+税 |
| 参考図書 |
| 核医学技術総論（日本核医学技術学会編）第４版 山代印刷株式会社 ￥6800＋税 |
| 備考 |
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| ・オフィスアワー：水曜日の午後4時30分〜午後6時 〇〇号館 〇階 ○○室 ・【科目ナンバー： FANM1C2L 】 実務経験： 中村昌文 平成4年7月から平成6年3月まで国立療養所宇多野病院放射線科 診療放射線技師 平成6年4月から平成11年3月まで国立京都病院放射線科 診療放射線技師 平成11年4月から令和4年3月まで市立大津市民病院放射線部 診療放射線技師 |