徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医療画像工学�機焚菫�形成） - Medical Image Engineering I (Imaging Process)

科目番号10390担当教員名朝原　正喜単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
医療用画像を診断するうえで必要な画像の形成から表示および画像評価までの概念を理解する。
診療放射線技師として必要とされる画像に対する考え方を学ぶ。
到達目標
�� 知識：増感紙フィルム系での写真特性について説明できる。また、増感紙フィルム系における画質特性について説明できる。さらに画像の視覚評価法の理論・方法について説明できる。
�� 関心：医用画像の画質に注目し、画質の良否を判断できる。
�� 技能：医用画像の性能を正しく評価することができる。
�� 判断：それぞれの医用画像の持つ特徴を理解し、最良の画像を提供するに必要な知識を備える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】「増感紙フィルム系の構成」について理解する。講義 「一般講義形式」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p13-16を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【2】「現像処理とＸ線画像の生成」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p16-18、p48-51 ｐ2-7を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【3】「散乱線とコントラストとＸ線撮影条件」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p51-58を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【4】「画像の視覚評価（方法論）」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p136-150を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【5】「画像の視覚評価（実践論）」について理解する。
　Ｃ−Ｄダイアグラム評価の実習を行う。		講義 「一般講義形式」「実習」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p136-150 「診療放射線技術上巻」p70-71を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【6】「ROC評価（信号検出理論）」について理解する。講義「一般講義形式」 「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p152-174を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【7】「ＲＯＣ評価（技術論）」について理解する。
　ＲＯＣ評価の実習を行う。		講義 「一般講義形式」「実習」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p152-174を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【8】「像の形成と視覚評価のまとめ」を行う。
　事前に配布した演習問題について解説する。		講義 「一般講義形式」「小テスト」事前に配布された演習問題の中で、指定された問題を解答しておく（90分）。授業後は演習問題全体を復習する（90分）。
【9】「Ｘ線センシトメトリ（概論）」について理解する。
　特性曲線作画を実施する。		講義 「一般講義形式」「実習」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p18-21を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【10】「Ｘ線センシトメトリ（実践論）」について理解する。
　ブートストラップ処理を実習する。		講義 「一般講義形式」「実習」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p18-21を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【11】「増感紙フィルム系の解像特性（概論）」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p30-40を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【12】「増感紙フィルム系の解像特性（実践論）」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p30-40を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【13】「増感紙フィルム系のノイズ特性（概論）」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p41-43を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【14】「増感紙フィルム系のノイズ特性（実践論）」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「診療放射線技術上巻」p41-43を熟読し、疑問点を確認しておく（90分）。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する（90分）。
【15】「まとめ」を行う。
　事前に配布した演習問題について解説する。		講義 「一般講義形式」「小テスト」事前に配布された演習問題の中で、指定された問題を解答しておく（90分）。授業後は演習問題全体を復習する（90分）。
評価方法
期末試験（60％）、小テスト（40％）で評価する。
随時の試験の問題の解説は次の授業内で行う。
定期試験の解説は教員室で随時行う。
この科目の追再試験受験者は、夏期休業中に特別講座を実施するので、この講座を受講すること。
教科書
�／芭妬�射線技術上巻　改訂第14版　小塚隆弘・稲邑清也監修　南江堂　価各￥6,800＋税　
�△茲�わかる医用画像工学　改訂2版　石田隆行編　オーム社　価格￥4,300＋税
参考図書
�（�射線写真学　アナログからデジタルへ　古川克治編集　富士フイルムメディカル　価各￥4,800＋税
�◆敲�射線技術学スキルUPシリ−ズ】標準 医用画像の視覚評価法　白石順二著　オーム社　価格￥4,800＋税
備考
講義開始時に前回講義の要点に関し質疑応答し，講義終了時に次回講義の概要を説明する。
●オフィスアワー：月曜日 16：30〜17：30 朝原研究室
●科目ナンバー　：FAMP1C2L
●実務経験：
　　昭和５６年〜昭和５８年　愛媛大学医学部附属病院診療放射線技師
　　昭和５８年〜平成２４年　香川医科大学（現・香川大学）医学部附属病院診療放射線技師