徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医用画像工学Ⅱ(画質評価) - Medical Image Engneering II (Image Properties)

科目番号10424担当教員名朝原 正喜単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
画像の質(画質)を評価するに必要な諸特性である入出力特性・解像特性・ノイズ特性の理論や測定法について学ぶ。
ディジタル画像診断装置の画像生成原理とその評価法を習得する。
到達目標
① 知識:画像の標本化・量子化について説明できる。そしてディジタル画像の画質特性について説明できる。さらにはディジタル画像処理の種類・理論について説明できる。
② 関心:医用画像の画質に注目し、画質の良否を判断できる。
③ 技能:医用画像の性能を正しく評価することができる。
④ 判断:それぞれの医用画像の持つ特徴を理解し、最良の画像を提供するに必要な知識を備える。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】「重畳積分」について理解する。講義 「一般講義形式」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p12-19を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【2】「フーリエ変換」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p22-36を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【3】「画像のディジタル処理」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p38-51を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【4】「ディジタル系の入出力特性」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p54-63を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【5】「ディジタル系の解像特性(概論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p66-84を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【6】「ディジタル系の解像特性(実践論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p86-90を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【7】「ディジタル系のノイズ特性(概論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p92-98を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【8】「ディジタル系のノイズ特性(実践論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p100-109を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【9】「ディジタル系の諸特性のまとめ」を行う。講義 「一般講義形式」「小テスト」事前に配布された演習問題の中で、指定された問題を解答しておく(90分)。授業後は演習問題全体を復習する(90分)。
【10】「総合画質評価(概論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p122-134を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【11】「総合画質評価(実践論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p122-134を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【12】「画像処理(概論)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p112-120を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【13】「画像処理(診療への応用)」について理解する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、テキスト「よくわかる医用画像工学」p112-120を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【14】「画質評価」について総合的に復習する。講義 「一般講義形式」「小テスト」予習として、配布資料を熟読し、疑問点を確認しておく(90分)。授業で示された重要な事項再確認するとともに、理解できなかった内容を次回の授業までに解決する(90分)。
【15】「まとめ」を行う。講義 「一般講義形式」「小テスト」事前に配布された演習問題の中で、指定された問題を解答しておく(90分)。授業後は演習問題全体を復習する(90分)。
評価方法
期末試験(60%)、小テスト(40%)で評価する。
教科書
①よくわかる医用画像工学 改訂2版 石田隆行編 オーム社 価格¥4,300+税
②診療放射線技術上巻 改訂第14版 小塚隆弘・稲邑清也監修 南江堂 価各¥6,800+税 
参考図書
①新医用放射線科学講座 医用画像工学 岡部哲夫・藤田広志編集 医歯薬出版 価格¥7,200+税
②標準ディジタルX線画像計測 市川勝弘・石田隆行共編 オーム社 価格¥5,000+税
備考
講義開始時に前回講義の要点に関し質疑応答し,講義終了時に次回講義の概要を説明する。
オフィスアワー:月曜日 16:30~17:30 朝原研究室

昭和56年~昭和58年 愛媛大学医学部附属病院診療放射線技師
昭和58年~平成24年 香川医科大学(現・香川大学)医学部附属病院診療放射線技師