徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    核医学検査技術学演習（Exercise in Technology of Nuclear Medicine）

科目番号10563担当教員名佐藤　一雄単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
・核医学検査に使用される放射性医薬品の基礎および核医学検査装置について説明する。
・放射性医薬品管理と被ばく防止策について説明する。
・核医学検査・診断技術について説明する。
到達目標
�｜亮院瞥�解）・核医学検査で使用する装置，放射性医薬品，核医学検査方法，放射性医薬品等の取扱いについて理解する。
��態度（関心・意欲）・核医学検査で使用される放射性医薬品の物理的特性および集積機序に興味を持つ。
�５伺宗壁集宗法Τ飽絣惴〆困砲�ける被ばく低減技術を習得する。
�せ弭諭θ獣如　Τ飽絣惴〆困慮〆妻�法と使用医薬品について適正に判断できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】核医学検査の基礎：核医学に必要な放射線物理学，放射化学，放射線生物，放射線管理学等の基礎についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）　　
【2】核医学検査装置の概要（１）：SPECT装置の構成および放射能測定機器についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、
演習問題の解説を行う		・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）　
【3】核医学検査装置の概要（２）：PET装置の構成とサイクロトロンの概要についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【4】放射性医薬品の基礎知識：核医学検査に使用する放射性核種の種類と特性および院内調整用標識化合物についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【5】放射性医薬品の取扱い：放射性医薬品の調整および管理・取扱方法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【6】核医学画像論：核医学画像の特徴と臨床画像についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【7】SPECT・PET画像撮像理論：SPECT・PET画像の基本的作成方法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【8】画像再構成法と各種補正法：検査データ収集後の再構成画像作成とそれに伴う前処理フィルターの特性と散乱吸収補正についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【9】核医学検査各論（SPECT−1）：SPECT用放射性医薬品を使用した各種検査方法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、
演習問題の解説を行う		・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【10】核医学検査各論（SPECT−２）：心機能検査，脳血流動態検査，腎機能評価検査等の検査方法についての説明と演習提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【11】核医学検査各論（PET）：ポジトロン核種を使用したPET検査の方法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【12】放射性医薬品による治療：悪性腫瘍に対する放射性医薬品を使用した内容療法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【13】インビトロ検査：ホルモン検査等のラジオイムナアッセイについての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【14】核医学装置の保守管理：核医学検査装置の定期点検方法や保守・管理方法についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
【15】放射線医薬品管理と関係法規：放射性医薬品の購入から使用廃棄に至るまでの過程を説明し法令に基ずく管理保管についての説明と演習問題の解説提示したテーマについて対話形式で問題点を議論した後、演習問題の解説を行う・教員作成資料での学習内容の予習（３０分）
・当日配布する復習プリントについて各自まとめ復習ノートを作成する（６０分）
評価方法
・筆記試験と平常点（受講態度，復習ノートの提出状況及びその内容，国試模試結果等）で総合的に判断する。
・筆記試験５０％，平常点５０％。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・定期試験の解答および解説はグーグルクラスルームで開示する。
教科書
・特になし（教員が作成した資料を配布）
参考図書
・核医学関連授業で使用する教科書

　
備考
・オフィスアワー：木曜日１６：３０〜１８：００（理工学部保健福祉学部研究棟17号館1階佐藤研究室）
・演習に使用する問題は教員が作成する。演習問題は国家試験レベルの問題で当該授業計画以外の範囲も含む。　　
・核医学検査技術学演習クラスコード：「se33eiw」　
・核医学検査技術学演習科目ナンバー：「ＦＡＮＭ５Ｃ１Ｐ」　
・昭和４９年４月〜平成２１年３月まで徳島大学医学部附属病院放射線部にて勤務。