徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10612 | 担当教員名 | 喜納 克仁 | 単位 | 1単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
---|
授業概要 |
---|
放射線の生物への影響に関する諸現象をマスターしつつ、放射線のリスクについて理解する。 |
到達目標 |
放射線生物学・放射線被曝・原子力発電について説明できる(知識)。その上で、放射線に関して様々な意見があることを受け入れる(態度)。さらに、放射線を扱うプロとして、放射線のリスクと利益を一般人に説明できる論理を構築する(思考)。そのための技能を養う(技能)。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | 放射線生物学の復習:基礎と生体への影響 | 一斉講義形式、対面授業 | 1章1,2節を読んで理解する。(180分) |
【2】 | 放射線生物学の復習:発がん | 一斉講義形式、対面授業 | 1章3-5節を読んで理解する。(180分) |
【3】 | 100 mSvの被ばくリスクを考える。 | 一斉講義形式、対面授業 | 1章6節を読んで理解する。(180分) |
【4】 | 放射線に対する一般市民の質問に対応する。 | 一斉講義形式、対面授業 | 2章1,2節を読んで理解する。(180分) |
【5】 | 教員の体験談に基づいた、放射線に関する一般市民への対応を考える。 | 一斉講義形式、対面授業 | 2章3-6節を読んで理解する。(180分) |
【6】 | 専門家の体験談から市民への対応を学ぶ | 一斉講義形式、対面授業 | 3章を読んで理解する。(180分) |
【7】 | 原子力発電 | 視聴形式、対面授業 | パンドラの約束についてwebで調べる。(60分) |
【8】 | 原子力発電の今後 | 一斉講義形式、対面授業 | 次世代原子炉についてwebで調べる。(180分) |
評価方法 |
---|
出席態度(75%)とレポート(25%)により評価します。定期試験は実施しません。受け付けた質問は講義中にフィードバックする。 |
教科書 |
本当のところを教えて!放射線のリスク、日本放射線影響学会編、医療科学社、2015年、ISBN978-4-86003-454-2 |
参考図書 |
放射線生物学改訂第2版、日本放射線技術学会監修、オーム社、2011年、ISBN978-4-274-21119-5 東京電力福島第一原発事故から10年の知見 復興する福島の科学と倫理 服部美咲著 丸善出版 ISBN978-4-621-30626-0 |
備考 |
---|
【オフィスアワー】水曜日の5時間目。18号館5F 【科目ナンバー】FARB3C1L 【実務経験】 1999年4月-2002年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1) 2002年4月-2004年3月 理化学研究所 基礎科学特別研究員 |