徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    卒業研究(Graduate Research)

科目番号10688担当教員名保田　定利単位4単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次4年
授業概要
1. 診療放射線学科の卒業研究は、診療放射線技術学全般のモダリティにおいて、各教員の専門分野領域の中から、各々の学生は各自でテーマを選択し、卒業研究を実践して卒業論文を完成させるものとする。
2. 卒業研究は診療放射線領域の独自性と創造性を兼ね備えた研究題目とし、学生が熟考して将来の研究活動に本格的に取り組めるようになる基礎である。従って、研究の立案・書籍調査・プレゼンテーション発表・研究論文作成へと順次段階的に進め完成させるものとする。
3.診療放射線領域の研究は、眼では見ることのできない放射線を取扱い、診療放射線機器を利用して可視化できるが、これを診断価値のある画像にする過程での実験・実証を行う。これらの実験・実証を論理的に鑑み、指導教員の元に研究を遂行するものとする。
到達目標
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1.4年次の学生が、診療放射線技術学の研究を通して、研究計画書の作成・データ収集による研究の実践・データの整理と解析・プレゼンテーション発表・卒業研究論文の作成を遂行する。
2.一連の卒業研究を行うことにより、卒業後の診療放射線技術学の学術研究活動をより進展させるための契機となるように知識を蓄積できるようになる。
��態度（関心・意欲）
　各自の卒業研究を通して、自ら今後の研究活動に対して、意欲的に取り組むことができる。
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　各自の研究内容の概要について、具体的に説明し友人に理解させることができる。
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　各自の研究に対しての基本的な事項及び方法等を理解し、今後の研究に生かし、研究活動に対する総合的な思考ができる。及び、各自の研究テーマの内容を示し、その研究の主旨を説明し、友人に解説することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション演習卒業研究の対象となる基本的構想の構築案作成
【2】各自の研究テーマに沿った卒業研究計画書の計画演習研究対象となる分野の書籍・論文調査
【3】各自の研究テーマに沿った卒業研究計画書の草案演習研究対象となる分野の書籍・論文調査
【4】各自の研究テーマに沿った卒業研究計画書の作成演習研究対象となる分野の書籍・論文調査
【5】放射線機器の準備に必要な事項の確認演習放射線機器取扱説明書の熟読
【6】放射線機器の取扱に必要事項の確認演習放射線機器取扱説明書の熟読
【7】放射線機器によるデータ収集の実施演習データ収集用機材の調査・準備
【8】収集データの整理演習パソコンによる収集データの整理の実施
【9】収集データの分析・解析・統計学的処理の実践演習統計学的知識・解析学の復習
【10】収集データの分析・解析・考察的思考と文献検索演習データ解析による結果を科学的に思考
【11】卒業研究発表会の発表要旨の検討演習パソコンによるデータ整理の実施
【12】卒業研究発表会・質疑応答への対応準備演習プレゼンテーション発表に向けての練習
【13】診療放射線学科全学生・全教員の前でプレゼンテーション発表プレゼンテーション発表診療放射線学科全学生・全教員の前でプレゼンテーション発表
【14】卒業研究論文作成の検討演習先行研究の確認と考察の調査
【15】卒業研究論文の執筆と提出演習卒業研究論文を詳細に検討し作成する。
評価方法
主査・副査2名により卒業研究の評価を行う。具体的には、プレゼンテーション発表内容・態度・質疑応答、さらに、卒業論文の記述内容等（これらは教員3名が各自10点満点で具体的点数の合計結果）を総合的に評価して採点を実施する。
プレゼンテーション発表：１日かけて実施する。
具体的評価のパーセンテージ。卒業研究発表会の評価（50％）、卒業論文の内容評価（50％）とする。
教科書
担当教員からの指示による書籍とする。
参考図書
教科書と同様、担当教員からの指示によるものとする。
備考
上記に記載した授業計画は、「卒業研究論文」作成に当たり、代表的な例を示したものであり、概略的な記載である。
従って、各自の卒業研究テーマにより、進捗状況、担当教員の指導により変動がある。
担当（指導）教員:朝原正喜、保田定利、伴隆一、本田道隆、岩崎孝信、松崎健司、山村憲一郎、飯塚明寿、片桐邦彦
石井里枝、松村宣良
教員の実務経験：伴、本田は企業にて放射線関連、教育で勤務。松崎は放射線科医師として大学病院において勤務
　　　　　　　　他の９名は診療放射線技師として病院にて臨床の実務経験が最低でも１８年以上あり
科目ナンバー：FA-GR-1C4S