徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射性医薬品学（Radiochemistry and Radiopharmaceuticals）

科目番号10689担当教員名山村　憲一郎単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
　生物が生きた状態のまま生体内の遺伝子やタンパク質などの分子の挙動を観察する分子イメージングの分野では、放射性同位元素はトレーサとして利用され、その発展に大きな役割を果たしています。放射性同位元素を構成元素として含む放射性医薬品は、核医学の臨床診断、治療に広く利用され、医薬の質の向上に大きく貢献しています。放射線医薬品学では、「医薬品」と「放射性物質」という二つの面から放射性医薬品を捉え、その特殊性を理解し、�（�射性医薬品の製造、用途や�⊆損椶亮体磧⊆尊櫃琉汰幹浜�に関する知識を学修します。
到達目標
　（ディプロマ・ポリシーとの関連：�　Ν◆�
�｜亮院瞥�解）
1.インビボ診断用放射性医薬品の特徴について説明できる。
2.インビボ診断用放射性医薬品に用いられる放射性同位元素の種類とその製造について説明できる。
3.放射性医薬品の体内挙動と集積機序について説明できる。
4.インビボ診断用放射性医薬品の種類と臨床応用について説明できる。
5.ポジトロン診断用放射性医薬品の種類と臨床応用について説明できる。
6.インビボ診断・治療用放射性医薬品の種類と臨床応用について説明できる。
��態度（関心・意欲）
　放射性医薬品の製造について、国内外の製造施設について自ら情報を収集し、放射性医薬品の安定供給について各自レポートの作成を通じて、自ら放射性医薬品について関心を持ち、意欲的に学修に取り組むことができる。
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　放射性医薬品の安全取り扱いについて、我が国の法的規制について説明でき、放射性物質としての放射性医薬品の管理、廃棄作業を安全に行うことができる。
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　放射性医薬品の安定供給の問題、次世代の放射性医薬品についてレポートを作成し、核医学検査と放射性医薬品の関係を自ら思考し判断できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射性医薬品の分類・特徴等について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ181〜189
【復習】配布資料の熟読と理解
予習・復習に90分の学習が必要
【2】体内挙動と集積機序について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ189〜192
【復習】配布資料の熟読と理解
予習・復習に90分の学習が必要
【3】脳機能診断薬について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ193〜205
【復習】配布資料の熟読と理解配布資料の熟読と理解、教科書ｐ172〜177
予習・復習に90分の学習が必要
【4】心機能診断薬について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ205〜214
【復習】配布資料の熟読と理解
予習・復習に90分の学習が必要
【5】骨・甲状腺・腎臓検査薬について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ215〜224
【復習】配布資料の熟読と理解
予習・復習に90分の学習が必要
【6】肺・腫瘍・センチネルリンパ節診断薬について学ぶ。講義【予習】教科書熟読ｐ224〜230
【復習】配布資料の熟読と理解
予習・復習に90分の学習が必要
【7】内用療法に用いる治療薬について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解、教科書ｐ230〜237
予習・復習に90分の学習が必要
【8】品質管理とこれまでのまとめについて学ぶ。講義配布資料の熟読と理解、教科書ｐ237〜243と
予習・復習に90分の学習が必要
教科書ｐ181〜243のを読むこと
評価方法
平常点10%と期末試験90%で総合評価します。
平常点には授業時間外学習における課題、授業内の小テスト、履修態度を含めます。特に課題や小テストにて講義内容の理解を評価します。
課題や資料はGoogleClassroomに提示します。
期末の定期試験の開示・解説は個別に教員室にて随時行います。
教科書
新　放射化学・放射性医薬品学　改訂第5版 編集 佐治英郎・向高弘・月本光俊　南江堂 　価格 \\\\5500
参考図書
核医学検査技術学　改訂3版　放射線技術学シリーズ　オーム社
ME教科書シリーズ　核医学イメージング　コロナ社
備考
資料はGoogle Classroomにアップロードします。
科目ナンバー：FANM4E1L
学生は講義の前には着席して受講の準備をすること。欠席は減点とする。
オフィスアワー：水曜日の午後4時30分〜6時　研究室（10号館 3階 3302）
授業時間外学修の項について、当該期間に15時間以上の予習復習が必要です。
臨床経験：昭和62年4月〜令和3年3月　大阪医科薬科大学附属病院　中央放射線部勤務（診療放射線技師）