徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    画像検査技術学�検複慇�透視他）Diagnostic Imaging Technology IV ( Fluorography)

科目番号10693担当教員名石井　里枝単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
X線透視・乳房撮影・歯科撮影などそれぞれの検査目的により，使用するX線装置が異なります．それぞれの目的に応じた検査装置の原理や構造，諸特性と性能評価を学習します．また，これらのX線装置を使用する検査法について解説しながら，検査に必要な画像，解剖などを学びます．
到達目標
この授業が終了したときに、次のような知識や技能を身につけることを目標にします．
�｜亮�(理解)：
　１．専用X線装置の原理，構成，諸特性など専門知識を習得する．
　２．専用X線装置を使用する検査の実施に必要な専門知識を習得する．
　３．検査目的の疾患に関する基礎知識を習得する．
��態度(関心・意欲)：チーム医療の一員として、診療放射線技師が担っている責任を身につける．
�５伺�(表現)：
　１．専用X線装置の原理，構造，特性などを理解し，説明できる．
　２．専用装置を使用する検査に必要な基礎的技術を理解し，説明できる．
　３．検査目的の疾患が呈する画像的な特徴を説明できる．
�せ弭諭θ獣如Ю賁臙亮韻抜霑探蚕僂魏菫�診断の実践に展開する応用を身につける．
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】X線透視撮影（１）X線映像装置概要と受像系一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�104-116ページ，参考図書（診療放射線技術上巻）160-163ページを記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【2】X線透視撮影（２）X線透視装置，外科用X線装置，特殊透視装置，集団検診用X線装置一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�178-180ページ，191-194ページ，参考図書（診療放射線技術上巻）174-185ページを記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【3】X線透視撮影（３）造影剤と消化管透視検査で取り扱う疾患の概要一斉講義形式【予習】教科書（放射線画像技術学）17-26，137-142，159-169ページ，参考図書（診療放射線技術 上巻）260-269ページの範囲の正常解剖と疾患について記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し，講義ノートを整理すること．
講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【4】X線透視撮影（４）上部消化管検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線画像技術学）137-155ページ，参考図書（診療放射線技術 上巻）262-267ページの範囲の上部消化管検査の前処置・検査法・撮影法・検査画像について記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し，講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【5】X線透視撮影（５）小腸・下部消化管検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線画像技術学）155-174ページ，参考図書（診療放射線技術 上巻）265-269ページの範囲の小腸・下部消化管検査の前処置・検査法・撮影法・検査画像について記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し，講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【6】X線透視撮影（6）胆嚢・泌尿器・その他造影検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線画像技術学）174-176，195-207，221-223ページ，参考図書（診療放射線技術 上巻）269-276ページの範囲の造影検査の前処置・検査法・撮影法・検査画像について記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し，講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【7】まとめ（1）一斉講義形式+小テスト【１】〜【６】の範囲で小テストを実施するので講義内容を復習すること（約60分）。
【復習】小テストの問題を再度自宅で復習すること（約90分）
【8】特殊撮影（1）乳房撮影装置一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�186-191ページ，参考図書（診療放射線技術上巻）258-259ページを熟読し，予習すること．また画像検査技術学�気瞭端�X線管：教科書（放射線機器学�機�49-51ページの記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【9】特殊撮影（2）乳房撮影検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線画像技術学）123-137ページ，参考図書（診療放射線技術 上巻）256-258ページの範囲の検査法・撮影法・検査画像，疾患について記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し，講義ノートを整理すること.講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【10】特殊撮影（3）歯科領域の撮影装置と検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�230-239ページ，教科書（放射線画像技術学）215-226，参考図書（診療放射線技術上巻）183-184，212-215ページを熟読し，撮影装置の特徴，検査法，撮影法などの記述を確認する（約30分）こと。．
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【11】特殊撮影（4）断層撮影，拡大撮影装置と検査法一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�180-183ページ，教科書（放射線画像技術学）119-121ページ，参考図書（診療放射線技術上巻）185-186，256ページを熟読し，撮影装置の特徴，検査法，撮影法などの記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること(約120分）．
【12】特殊撮影（5）可搬型撮影装置と病室・手術室・小児撮影法一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�192-196ページ，教科書（放射線画像技術学）34-43，121-122，223-229ページを熟読し，撮影装置の特徴，検査法，撮影法などの記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【13】画像診断装置の管理一斉講義形式【予習】教科書（放射線機器学�機�188-191，201-210ページ，参考図書（診療放射線技術上巻）193-197ページを熟読し，JISにおける品質管理の手法や基準値などの記述を確認する（約30分）こと。
【復習】講義内容を復習し、講義ノートを整理すること．講義ノートはルーズリーフに作成し，学生番号氏名を表紙に記入し次回講義時に提出すること（約120分）．
【14】まとめ（2）一斉講義形式+小テスト【８】〜【１３】の範囲で小テストを実施するので講義内容を復習すること（約60分）。
【復習】小テストの問題を再度自宅で復習すること（約90分）
【15】小テスト解説一斉講義形式小テスト解説
評価方法
期末試験（60点），小テスト（20点），ノート点（20点）を総合して評価します．
再試験は試験8割，平常点2割で評価します．
学習ノートは毎回得点化し，それぞれ集計し，1-6回（前半），8-13回（後半）に分け最高点の学生を10点満点として得点を割り振ります．
ノート得点の基準は，講義ごとに量，完成度，努力の3点を各4段階（0-3点）総計9点で評価します．ノート採点時に得点を記載し，気付いた内容を追記したり，次回講義で説明したりします．教科書丸写しのノートは努力点を1と評価します．
ノートの提出が遅れた場合，正当な理由（公欠など）がない場合，ノート点から減点します．
定期試験の解説は教員室で随時行います．
遅刻（1点）・欠席（3点）は平常点（小テスト＋ノート点）から減点します．15分以上の遅刻は欠席扱いとします．
必要に応じてGoogle Classroomを利用します．（遠隔配信授業の場合はZoomを使用します．）
この科目の追再試験受験者は，夏期休業中に特別講座を実施するので，この講座を受講することを勧める．
教科書
改訂新版 放射線機器学（�機法＼通�泰司・安倍真治・小倉泉・清水悦雄共著　コロナ社　価格￥4,700＋税（画像検査技術学�気汎韻原飢塀顱�
新医用放射線科学講座　放射線画像技術学第2版　小水満編　医歯薬出版　価格￥7,200＋税（画像検査技術学�靴汎韻原飢塀顱�
参考図書
診療放射線技術上巻第14版　小塚隆弘・稲邑清也監修　南江堂　価各￥6,800＋税　（画像検査技術学�兇汎韻原飢塀顱�
備考
講義範囲が広範となるため、各自で講義内容を事前に学習し、講義履修後は必ず復習し、講義ノートを整理すること。予習・復習時間は目安です．この講義は1年次の画像検査技術学�気燃惱�した特殊X線管を利用したX線装置が出てきます．また3年次以降の画像診断に関連する検査が多く含まれますのでしっかり復習してください．
遠隔配信講義の場合，ノート提出が出来ないため，遠隔配信講義期間は課題提出をノート点とします．この課題は講義の中で説明した事項を課題としますので，講義をよく聴いて下さい．
オフィスアワー：水曜日5講時
科目ナンバー： FAMI4C2L

【臨床経験】1985年〜2005年　三菱自動車三菱水島病院　診療放射線技師
　　　　　　2008年〜2013年　鳥取大学医学部附属病院　診療放射線技師