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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10759 | 担当教員名 | 本田 道隆 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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電子工学は医用機器に不可欠であることから、講義で学んだ電子素子の動作や特性をこの実験で確認し、目で見て理解することにより電子工学の基礎的な知見を深めることを目的とする。チームを組んで実験を行い、情報や知識を共有することによってさらなる理解を深める。また、アクティーブラーニングとして、ガイダンスに基づき各チームで企画した実験を行い、(創作演習)その内容と結果を発表することにより、様々な視点から理解を深めることを意図している。 |
到達目標 |
① 知識:基本的な電気・電子部品の使用方法、取り扱い上のルール、データシートの見方、および増幅回路、フィルタ・演算回路などの代表的な基本回路について説明することができる。 ② 態度:チームワークの重要性を理解するとともに、協力的な活動が行える。さらに、課題を解決するための方策を協力して策定できる。 ③ 技能:電子工学における計測器や支援ツールの基本的な使用方法を身につけ、それを使用して目的とする電子回路の機能や性能を確認することができる。またプレゼンテーションをわかりやすくする基本手法を説明できる。 ④ 思考・判断:医用機器を安全かつ効率よく医療に使うための基本機能や構成についての条件を電子工学の立場から説明でき、回路の動作や作用から正常と異常の状態がある程度判断できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス、基本機器の取り扱いや安全性についての説明 | 講義・演習 | 配布資料の理解 |
【2】 | 基礎的な電子工学実験第一ラウンド (1週目) 各チームでテーマを選び、3週間実験して発表資料とレポートにまとめる。 | 講義・演習 | 実験内容の理解 |
【3】 | 基礎的な電子工学実験第一ラウンド (2週目) | 講義・演習 | 実験内容の理解 |
【4】 | 基礎的な電子工学実験第一ラウンド (3週目) | 講義・演習 | 実験内容の理解・発表準備 |
【5】 | 第一ラウンド 実験報告会 | 講義・演習 | やりたい実験についての事前考察 |
【6】 | 基礎的な電子工学実験第二ラウンド (1週目) 各チームで第一ラウンドとは違うテーマを選び、3週間実験して発表資料とレポートにまとめる。 | 演習 | 実験内容の理解 |
【7】 | 基礎的な電子工学実験第二ラウンド (2週目) | 演習 | 実験内容の理解 |
【8】 | 基礎的な電子工学実験第二ラウンド (3週目) | 演習 | 実験内容の理解・発表準備 |
【9】 | 第二ラウンド 実験報告会 | 演習 | やりたい実験についての事前考察 |
【10】 | センサー等を用いた医用電子計測装置の設計演習とデータ分析(ガイダンスおよび第1週目) | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【11】 | センサー等を用いた医用電子計測装置の設計演習とデータ分析(第2週目) | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【12】 | センサー等を用いた医用電子計測装置の設計演習とデータ分析(第3週目) | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【13】 | センサー等を用いた医用電子計測装置の設計演習とデータ分析(第4週目) | 演習 | 問題点の把握と発表準備 |
【14】 | 総合報告会 | 演習 | 他チームの結果の理解 |
【15】 | 実験手法と内容の総合レビュー | 演習 | 特に、実験手法や内容の理解不足がある場合には個別に指示する内容をおさらいするので復習を行うこと。 |
評価方法 |
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自チームで行った回路技術や成果に関する個人レポート(70%) 発表スキルと取り組み姿勢(15%) 教員総合評価(15%)で評価する。 |
教科書 |
電子工学実験ガイダンスを配布する。 および「医用電子工学」で使用した教科書やプリントを随時参照すると理解しやすいので毎回持参のこと。 |
参考図書 |
医用工学―医療技術者のための電気・電子工学― 第2版 若松 秀俊・本間 達著 共立出版 |
備考 |
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授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行い実験は2名(本田・西村)で担当する。 ①オフィスアワーは月曜の5講時および火曜日の5講時とします。質問があれば教員室に来て下さい。 ②1980年~2003年 株式会社東芝(画像診断機器開発部門)での研究開発・設計・臨床試験等の実務経験 |