徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    哲学A (Philosophy A)

科目番号10780担当教員名立山 善康単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次2年〜
授業概要
【授業概要】哲学とは、自ら考える自由な営みであるとともに、宗教・倫理・芸術に代表される文化についての理解を深めることでもある。そこで、本講義では、わたしたちにとってあまりにも身近であるために、ふだんそれほど自覚していないわたしたち日本人のものの見方・考え方に焦点を当て、西洋や他のアジアなどとも比較しながら、考察していきたい。
到達目標
【到達目標】日本人の宗教観・倫理観・芸術観についての理解を深め、西洋や他のアジアとの共通点や相違点についての理解を深める。また、哲学という必ずしも答えのない問いを考察することによって、自ら知識を得て、思考・判断し、自分の考えを養い、文章にまとめる力を培う
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】民主主義の時代だなのだ講義民主主義が世界史的な動向であることを理解する
【2】民主主義と日本人の使命講義日本型民主主義というものを考えてみる
【3】日本人の宗教観1講義日本人の自然観について調べてみる
【4】日本人の宗教観2講義日本思想の特質について考える
【5】日本人の宗教観3講義神道の特質について理解する
【6】日本人の宗教観4講義神仏習合の歴史を学ぶ
【7】武士道は生きている1講義新渡戸稲造の『武士道』を読む
【8】武士道は生きている2講義武士道の諸要素について理解を深める
【9】武士道は生きている3講義武士道の職業倫理への展開を理解する
【10】武士道は生きている4講義武士道とキリスト教の共通点に気づく
【11】日本人の美意識1講義日本美の広がりについて理解する
【12】日本人の美意識2講義日本美の特質について理解する
【13】日本人の美意識3講義日本の編集文化への理解を深める
【14】日本人の美意識4講義日本美の世界への広がりについて学ぶ
【15】総括講義宗教・倫理・芸術の視点から日本文化をを通覧する
評価方法
レポート(60%)、受講状況(40%)。レポート提出をもって試験に替える。評価基準は講義内容を踏まえて、どれだけ調べたか、または、考えを深められたか。結果は講評の形で、学生ポータルの「授業のお知らせ」にてフィードバックする。
教科書
毎回プリントを配布する。
参考図書
新渡戸稲造『武士道』、内村鑑三『代表的日本人』(ともに)岩波文庫。その他については、講義時に指示する。
備考
オフィスアワー:木曜日16:45〜18:00。または講義・会議がなければ随時。