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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10826 | 担当教員名 | 西村 圭弘 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 核医学イメージングの発展は、3つの分野の発達が重要です。第1は、放射性医薬品の開発、第2に生体に投与された放射性医薬品の動態・分布をイメージングするための機器を開発する必要があります。第3に得られた原情報から種々のイメージングを構成する手法を開発しなければならない。これら3つの発達があって臨床的に評価可能な核医学イメージングを行うことができます。「核医学機器学」では、第2と第3の分野を学修します。まず、�ヽ飽絣惶ヾ錣涼羶瓦箸覆襯轡鵐船譟璽轡腑鵐�メラの基本原理と性能評価法について学びます。また、シンチレーションカメラの検出器を回転して3次元断層像を作成するSPECT装置の原理と特徴について学びます。さらに、�▲櫂献肇蹈鶻房錣紡弍�するPET装置の原理と特性についても学修します。 |
| 到達目標 |
| （ディプロマ・ポリシーとの関連：� Ν◆� �｜亮院瞥�解） 1.シンチレーションカメラの基本原理（位置計算回路、波高分析回路）について説明できる。 2.シンチレーションカメラのコリメータの種類とその特徴について説明できる。 3.SPECT装置の種類とその特徴について説明できる。 4.SPECT装置の画像作成（投影データ収集法、最適サンプリング数、画像再構成）について説明できる。 5.シンチレーションカメラおよびSPECTの性能評価法と保守点検について説明できる。 6.核医学データの基本処理（フィルタ処理）について説明できる。 7.PET装置の原理（消滅放射線、同時計測法、陽電子飛程、角度揺動）と特徴について説明できる。 8.PET装置の検出器（シンチレータ特性、ブロック検出器、２D・3D-PET装置）について説明できる。 9.SPECT/PET装置、PET/CT装置、PET/MR装置およびPET装置の性能評価法について説明できる。 10.サイクロトロンの基本概要と小型サイクロトロンの特徴および試料測定装置について説明できる。 ��態度（関心・意欲） 放射性同位元素をトレーサとして生体内の生理機能や代謝機能を体外から検出し、画像化する仕組みに関心を示し、自ら意欲的に学修に取り組むことができる。 �５伺宗壁集宗� 放射性同位元素の分布を、二次元的にとらえた投影画像からSPECT装置およびPET装置を用いて三次元断層像を作成する原理を理解し、装置の性能を評価する最適な評価方法を選択できる。 �せ弭諭θ獣� 核医学装置の基本原理と特徴を理解し、装置の特性を引き出す方法について自ら考えることができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 核医学機器学のオリエンテーション、シンチレーションカメラの基本構成について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�33〜38、�■�48〜53 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【2】 | シンチレーションカメラの基本原理（位置計算回路、波高分析回路）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�36〜41、�■�53〜55 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【3】 | シンチレーションカメラのデータ収集法（スタティック、ダイナミック、ホールボディ、心電図同期、SPECT）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�46〜52、�■�130〜134 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【4】 | シンチレーションカメラの検出器の構成（コリメータ、シンチレータ、光電子増倍管）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�54〜59、p69〜72�■�55〜58 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【5】 | シンチレーションカメラの基本性能（空間分解能、感度、視野均一性、エネルギー分解能）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�59〜72、�■�116〜124 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【6】 | シンチレーションカメラの性能評価法（感度均一性、直線性、空間分解能、エネルギー分解能、計数効率）と保守点検について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�■�243〜248 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【7】 | 第1回〜第6回の理解度確認テスト | 講義 | 第1回〜第6回までの復習 理感度確認テストの復習に90分の学習が必要 |
| 【8】 | SPECT装置の種類（検出器数、専用機、半導体検出器）と特徴について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�34〜36、�■�136〜144 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【9】 | SPECT装置の画像作成（投影データ収集法、最適サンプリング数、画像再構成）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�81〜82、�■�142〜144 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【10】 | SPECT/CT装置、半導体SPECT装置について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�■�68〜70、p63〜64 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【11】 | SPECTの性能評価法（SPECT総合空間分解能、SPECT総合均一性、SPECT再構成後の総合容積感度、回転中心試験）と保守点検およびアーチファクトについて学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�74〜81、�■�249〜253 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【12】 | PET装置の原理（消滅放射線、同時計測法、陽電子飛程、角度揺動）と特徴について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�118〜122、�■�70〜73 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【13】 | PET装置の検出器（シンチレータ特性、ブロック検出器、２D・3D-PET装置）について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�125〜129、�■�73〜77 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【14】 | SPECT/PET装置、PET/CT装置、PET/MR装置およびPET装置の性能評価法について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�。�41、�■�78〜79 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 【15】 | サイクロトロンの基本概要（ディ電極、電磁石、デフレクター、ストリッパーフォイル）と小型サイクロトロンの特徴および試料測定装置について学ぶ。 | 講義 | 【予習】教科書�■�86〜91、p99〜103 【復習】配布資料の熟読と理解 予習・復習に90分の学習が必要 |
| 評価方法 |
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| 講義開始時または講義後に小テストを行います。 小テストに対し、講義の中で解説等のフィードバックを行います。 平常点(小テスト、理解度確認テスト、実力試験の結果を含む)や期末試験の結果などを総合的に評価する。 （評価の割合は平常点50%、期末試験50%とする） |
| 教科書 |
| � �ME教科書シリーズ 核医学イメージング �◆ヽ飽絣惴〆叉蚕儚慍�訂3版 オーム社 |
| 参考図書 |
| 核医学技術総論 第3版（日本核医学技術学会編）山代印刷株式会社 |
| 備考 |
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| GoogleClassroom、ZOOM等を用いた遠隔授業も行います。 学生は講義の前には着席して受講の準備をすること。欠席による減点はないが、その日の小テストの点数は0点となる。 オフィスアワー：水曜日の午後4時30分〜6時 研究室（10号館 3階 3304） 授業時間外学修の項について、当該期間に30時間以上の予習復習が必要です。 臨床経験は、核医学機器を用いた核医学検査に20年の臨床経験がある。 |