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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20117 | 担当教員名 | 保田 定利 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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1.人体内の機能と代謝を画像化する核医学検査に使用される核医学機器について、基礎的原理を学習する。 2.人体内投与の放射性医薬品は、その挙動分布に基づいて、臓器に集積する。その臓器からのγ線で、核医学機器により、 計測され画像化される。その具体的原理を学習する。 3.核医学機器を用いて、画像へと変換される際に使用される、画像再構成の理論を学習する。 4.核医学機器の各種性能評価の方法について学習する。 5.核医学検査に関連して使用されている重要な英語略語について、随時学習し、その意味と役割を理解する。 |
到達目標 |
1.人体内の機能と代謝を画像化する核医学検査に使用される核医学機器について、基礎的原理が説明できる。 2.人体内投与の放射性医薬品は、その挙動分布に基づいて、臓器に集積する。その臓器からのγ線で、核医学機器により、 計測され画像化される。その具体的原理が説明できる。 3.核医学機器を用いて、画像へと変換される際に使用される、画像再構成の理論が説明できる。 4.核医学機器の各種性能評価の方法について説明できる。 5.核医学検査に関連して使用されている重要な英語略語について、随時学習し、その意味と役割を説明できる。 例示すると、SPECT,PET,LOR,FWHM,FWTM,FBP,ML-EM,OS-EM,TEW,DEW,LUT,UFOV,CFOV,NEMAなどがある。 6.診療」放射線技師国家試験の設問に対し、授業内容を総合的に思考判断して核医学検査技術学の設問に回答できる。及び 設問の主旨を説明し解説できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 核医学機器学のオリエンテーション | 講義 | 配布資料の熟読と理解 |
【2】 | 核医学検査用放射性医薬品について | 講義 | 教科書 59p〜88pの熟読と理解 |
【3】 | In Vivo 検査システム---検出器とコリメータ | 講義 | 教科書 91p〜104pの熟読と理解 |
【4】 | In Vivo 検査システム---その他検査装置と検査支援周辺機器 | 講義 | 教科書 105p〜113pの熟読と理解 |
【5】 | PET(PET/CT)装置 | 講義 | 教科書 115p〜130pの熟読と理解 |
【6】 | PET関連機器 | 講義 | 教科書 131p〜140pの熟読と理解 |
【7】 | 核医学画像の特性・画像処理 | 講義 | 教科書 143p〜156pの熟読と理解 |
【8】 | 画像再構成 | 講義 | 教科書 157p〜169pの熟読と理解 |
【9】 | SPECTでの各種補正法 | 講義 | 教科書 171p〜180pの熟読と理解 |
【10】 | PETでの各種補正法 | 講義 | 教科書 181p〜190pの熟読と理解 |
【11】 | 動態機能検査解析法・画像表示と出力 | 講義 | 教科書 191p〜212pの熟読と理解 |
【12】 | 核医学画像のアーチファクト | 講義 | 教科書 213p〜229pの熟読と理解 |
【13】 | SPECT装置の性能評価 | 講義 | 教科書 569p〜602pの熟読と理解 |
【14】 | PET装置の性能評価 | 講義 | 教科書 603p〜622pの熟読と理解 |
【15】 | 核医学機器学のまとめ | 講義 | 配布資料の熟読と理解 |
評価方法 |
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筆記試験、小テスト、平常点で総合評価します。 |
教科書 |
核医学技術総論 第2版(日本核医学技術学会編)山代印刷株式会社 6800円+税(2年次に購入済) |
参考図書 |
診療放射線技術 改訂第13版 下巻 南江堂 6800円+税(放射線治療技術学で教科書として使用) |
備考 |
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核医学検査関連の診療放射線技師国家試験問題を配布し、随時授業の関連項目について解説します。 オフィスアワー:月曜日及び水曜日の午後3時〜午後5時 15号館3階3323の部屋 |