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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】物理学Ａ

科目番号	20230	担当教員名	島田　政輝	単位	2単位

科目群	一般	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
今後の専門教育を受ける上で基礎となる物理学のうち、運動の法則やエネルギー、運動量、熱力学の基礎など初等力学全般について学習する。
到達目標
運動の法則やエネルギー、運動量、熱力学の基礎など初等力学全般について理解し、問題演習等を通じて、今後の物理系専門科目の履修に必要となる学力を身に付けることを到達目標とする。 ①知識・理解の面・・・力の性質、運動の法則、エネルギー、運動量、熱力学の基本的な知識や考え方を正しく理解できる ②態度の面・・・自分から進んで疑問点の解決や発展的な学習に取り組もうとする態度を身につける ③技能の面・・・学習内容に関する演習問題を自分の力で解くことができる。学習内容を自分の言葉で他者に説明することができる ④思考・理解の面・・・学習内容をもとにして、身のまわりの自然現象や科学技術について、その原理や仕組みを理解できる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	力のつり合い　力の表し方、力の合成と分解、摩擦力、弾性力、力のつりあい	教科書に基づいての講義。適宜、適宜、演習レポートの提出を求める。	[予習]教科書を熟読しておくこと。　[復習]教科書の例題及び問、演習問題を解くこと。演習レポートを作成すること。
【2】	大きさのある物体① 　力のモーメント、力のモーメントのつりあい	同上	同上
【3】	大きさのある物体② 　液体による圧力、気体による圧力、浮力	同上	同上
【4】	運動の表し方① 　平均の速さ、瞬間の速さ、相対速度	同上	同上
【5】	運動の表し方② 　速度の合成、平均の加速度、等速直線運動	同上	同上
【6】	運動の法則　運動の法則、重力加速度、自由落下、斜方投射	同上	同上
【7】	いろいろな運動① 　ひもでつながれた物体の運動、摩擦力がはたらく場合の運動、空気抵抗下での運動	同上	同上
【8】	いろいろな運動② 　等速円運動、角度速度、回転数	同上	同上
【9】	いろいろな運動③ 　等速円運動の速度と加速度、向心力、円錐振り子、人工衛星	同上	同上
【10】	いろいろな運動④ 　単振動、ばね振り子、単振り子	同上	同上
【11】	仕事　仕事、斜面上での仕事、仕事の原理	同上	同上
【12】	エネルギー　運動エネルギー、位置エネルギー、力学的エネルギー保存の法則	同上	同上
【13】	運動量　力積、運動量、運動量保存の法則、衝突と力学的エネルギーの関係	同上	同上
【14】	静電場① 　クーロンの法則、静電誘導、電場	同上	同上
【15】	静電場② 　電気力線、電位、等電位面	同上	同上

評価方法
中間テスト（４割）、期末テスト（４割）、レポート（２割）に学習への意欲・態度を加味して、総合的に評価する。
教科書
「大学新入生のための物理入門」廣岡秀明著　　共立出版
参考図書
基礎からのシグマベスト　高校「これでわかる物理基礎」　　文英堂高校「物理基礎」「物理」教科書

備考
今後の専門科目を学ぶ上で、必要不可欠な科目であり、少しでも理解できない箇所や不安を感じる部分があれば、決して放置することなく、質問に来たり、レポート解説等の学習会（物理基礎講座）に積極的に参加すること。