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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 20237 | 担当教員名 | 保田 定利 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 1.癌を治療するには、手術による治療、化学物質を利用する治療、放射線治療の3つの方法がある。この内の放射線及び放射能を利用した方法による癌治療を詳しく学習する。 2.放射線治療で使用される放射線発生装置の機器の構造,治療用放射線の発生原理について詳しく学習する。 3.放射線治療で使用される用語、及び略語(TPR,TAR,PDD,Nc,DVH等)の意味を学習する。 4.放射線治療で使用される附属機器と照射補助具についても学習する。 |
| 到達目標 |
| 1.放射線治療技術学を理解する際、附随して必要とされる放射線関連の基礎的事項について説明できる。 2.放射線治療で使用される放射線発生装置の機器の構造,治療用放射線の発生原理について説明できる。 3.放射線治療で使用される附属機器と照射補助具の説明ができる。 4.放射線治療技術学で使用される重要用語・英語の略語の意味と役割を説明できる。 例示:BNCT,CTV,DMU,DVH,EPID,GTV,IGRT,IMRT,MLC,MU,PDD,PS,RALS,RTPS,SM,SOBP,SRS,SRT,SSD,TAR,TBI,TMRなど。 5.診療放射線技師国家試験の設問に対し、授業内容を総合的に思考判断して放射線治療の設問に回答できる。及び、設問の主旨を説明し解説できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 放射線治療機器学のオリエンテーション | 講義 | 配布資料の熟読と理解 |
| 【2】 | 放射線治療の歴史と放射線治療技術学概論 | 講義 | 教科書1p〜6pの熟読と理解 |
| 【3】 | 放射線治療と放射線生物学の関係 | 講義 | 教科書6p〜20pの熟読と理解 |
| 【4】 | 癌のTNM分類 | 講義 | 教科書9p及び101pの熟読と理解 |
| 【5】 | リニアックのX線について | 講義 | 教科書21p〜30pの熟読と理解 |
| 【6】 | リニアックの電子線について | 講義 | 教科書21p〜30pの熟読と理解 |
| 【7】 | サイクロトロンについて | 講義 | 教科書32p〜33pの熟読と理解 |
| 【8】 | マイクロトロンとシンクロトロンについて | 講義 | 教科書30p〜31pの熟読と理解 |
| 【9】 | その他の放射線発生装置について | 講義 | 教科書34p〜39pの熟読と理解 |
| 【10】 | 外部放射線治療(全身照射を含む)について | 講義 | 教科書107p〜132pの熟読と理解 |
| 【11】 | 密封放射線治療について | 講義 | 教科書133p〜145pの熟読と理解 |
| 【12】 | 放射線治療体積の考え方 | 講義 | 教科書84p〜87pの熟読と理解 |
| 【13】 | 粒子線治療について | 講義 | 教科書145p〜154pの熟読と理解 |
| 【14】 | 放射線治療と吸収線量測定の関係 | 講義 | 教科書58p〜78pの熟読と理解 |
| 【15】 | 放射線治療機器学のまとめ | 講義 | 配布資料の熟読と理解 |
| 評価方法 |
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| 筆記試験と授業(学習意欲)態度を8:2で配分評価します。 |
| 教科書 |
| 診療放射線技術 下巻 改訂第13版 南江堂 6,800+税 放射線取扱の基礎 7版 日本アイソトープ協会 4,700+税(3年後期・放射線障害防止法で教科書として使用します。 なお、核医学の授業用に既に2年生の時、購入しています。) |
| 参考図書 |
| 放射線治療物理学 第3版 文光堂 4,500+税 |
| 備考 |
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| 配布資料として、放射線治療に関係する国家試験問題を用意します。この問題の解説を、授業と関係する箇所で行います。 オフィスアワー:月曜日及び水曜日の午後3時〜午後5時 15号館3階3323の部屋 |