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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30286 | 担当教員名 | 本田 道隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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現在の医療において様々な電子機器やデジタル装置が不可欠であることは言うまでもなく、それらを安全かつ有効に活用するには、電気回路に使われる素子の基本的な物理特性と素子を組み合わせて形成される基本回路について知ることが求められる。この授業ではそれを最初に学ぶ段階として、必要な数学や物理学を要所で説明しながら、装置で使用される電気・電子・デジタル素子などの働きと人間への影響、電気回路で用いられる用語の意味、および基本回路の構成、作用、効果について学ぶ。 |
到達目標 |
1 知識:電気が流れるときの物理現象(電磁気学の基本)を理解し、基本用語および基本回路を説明できる。 2 態度:診断や診療を有効に行ううえで電気に関する知識が不可欠なことを具体的に理解して学習に意欲的に取り組むことができる。 3 技能:電気を安全に取り扱う手法や計測する手法を理解して、電源の危険性、事故につながる不正な取り扱い、および電流計測器の正しい使用法や基本的な仕組みを説明することができる。 4 思考・判断:医用機器が安全かつ効率よく医療に使われるための安全性や保守性を電気工学の立場から説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス、様々な関連用語の説明 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【2】 | 電子に関するいろいろな性質、クーロンの法則の意味 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【3】 | 電気の流れ方の種類、磁気の発生と電磁気に関連する法則 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【4】 | 電気エネルギーの意味と計算法、関連する法則 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【5】 | 直流回路の計算法 抵抗を用いた回路 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【6】 | 直流回路の計算法 抵抗、コンデンサ、コイルの組合せ | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【7】 | 直流回路の計算法 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【8】 | 中間試験 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【9】 | 交流を用いる意味、定性的な電気素子の動作と役割 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【10】 | 複素数を利用した交流の表現とインピーダンスの意味 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【11】 | 複素数を利用した交流電圧・電流・インピーダンスの計算法 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【12】 | 2つの素子を組み合わせた基本的な交流回路の計算 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【13】 | 3つの素子を組み合わせた交流回路の計算 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【14】 | 交流電力の計算法、有効電力とエネルギーの計算法 | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
【15】 | 過渡応答(スイッチをいれた直後の動作) | 講義 | 配布資料の理解と指定した宿題 |
評価方法 |
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学習の記録レポート(20%) 中間試験(40%) 期末試験(40%)で評価する。 |
教科書 |
「電気電子の基礎」高橋寛監修/熊谷勉著 オーム社 さらに必要に応じてプリントを配布する。 |
参考図書 |
臨床工学講座「医用電気工学1」 日本臨床工学技士教育施設協議会監修 戸畑裕志、中島章夫編集 医歯薬出版 臨床工学講座「医用電気工学2」 日本臨床工学技士教育施設協議会監修 戸畑裕志、中島章夫編集 医歯薬出版 |
備考 |
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オフィスアワーは月曜および火曜日の5講時とする。 |