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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30289 | 担当教員名 | 本田 道隆 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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電子工学は医用機器に不可欠であることから、講義で学んだ電子素子の動作や特性をこの実験で確認し、目で見て理解することにより電子工学の基礎的な知見を深めることを目的とする。チームを組んで実験を行い、情報や知識を共有することによってさらなる理解を深める。また、アクティーブラーニングとして、ガイダンスに基づき各チームで企画した実験を行い、(創作演習)その内容と結果を発表することにより、様々な視点から理解を深めることを意図している。 |
到達目標 |
1 知識:基本的な電気・電子部品の使用方法、取り扱い上のルール、データシートの見方、および増幅回路、フィルタ・演算回路などの代表的な基本回路について説明することができる。 2 態度:チームワークの重要性を理解するとともに、協力的な活動が行える。さらに、課題を解決するための方策を協力して策定できる。 3 技能:電子工学における計測器や支援ツールの基本的な使用方法を身につけ、それを使用して目的とする電子回路の機能や性能を確認することができる。またプレゼンテーションをわかりやすくする基本手法を説明できる。 4 思考・判断:医用機器を安全かつ効率よく医療に使うための基本機能や構成についての条件を電子工学の立場から説明でき、回路の動作や作用から正常と異常の状態がある程度判断できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス、基本機器の取り扱いや安全性についての説明 | 講義・演習 | 配布資料の理解 |
【2】 | ダイオードの基礎実験 電流計測とクリップ回路 | 講義・演習 | 実験内容の理解 |
【3】 | トランジスタの基礎実験 静特性の測定 | 講義・演習 | 実験内容の理解 |
【4】 | オペレーションアンプ基礎実験 電流電圧変換、増幅率計測 | 講義・演習 | 実験内容の理解 |
【5】 | ダイオードおよびトランジスタを用いた回路の企画 | 講義・演習 | やりたい実験についての事前考察 |
【6】 | 創作演習 | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【7】 | 創作演習 | 演習 | 問題点の把握と発表準備 |
【8】 | 創作演習の結果発表 | 演習 | 他チームの結果の理解 |
【9】 | オペレーションアンプを含めた回路の企画 | 演習 | やりたい実験についての事前考察 |
【10】 | 創作演習 | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【11】 | 創作演習 | 演習 | 問題点の把握と次回のフィードバック |
【12】 | 創作演習 | 演習 | 問題点の把握と発表準備 |
【13】 | 創作演習の結果発表 | 演習 | 他チームの結果の理解 |
【14】 | 補足実験(創作実験されなかった重要な実験) | 演習 | 実験内容の理解 |
【15】 | 医用機器への電子工学の応用事例の講義と討論会 | 講義・演習 | 配布資料および討論された意見の理解 |
評価方法 |
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自チーム企画と他チーム発表のレポート(70%) チームメンバー相互評価(15%) 教員評価(15%)で評価する。 |
教科書 |
電子工学実験指導書 |
参考図書 |
若松英俊他1名、「医用工学-医療従事者のための電気・電子工学」共立出版 |
備考 |
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オフィスアワーは月曜および火曜日の5講時とする。 授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。 この実験は2名で担当する。 |