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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10517 | 担当教員名 | 柏原 勝彦 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 安全管理工学，信頼性工学，認知システム工学などの基礎知識を修得する。 医療だけではなくあらゆる場面でヒューマンエラーは甚大な被害や致命的な事故につながる恐れがあることより、事故理論や原因分析手法を理解する。 災害対応におけるトリアージや災害管理および災害マニュアルと訓練などについて理解する。 |
| 到達目標 |
| １．病院における危機管理・安全管理の概念が理解できる。（知識（想起）） ２．危機管理・安全管理におけるシステム安全の事故理論や原因分析手法を理解できる。（知識（解釈）） ３．システム安全の事故理論や原因分析手法の特性を説明できる。（知識（想起）技能） ４．災害対応におけるトリアージを理解できる。（知識（問題解決）） ５．災害管理およびマニュアルと訓練などを理解できる。（知識（問題解決）技能） ６．医療分野および医療分野以外の災害を含めた危機管理に強い関心を持てる。（態度） ７．危機管理の基礎的な専門知識・対処方の修得により,危機の基本的対応ができる。（知識（問題解決）思考・判断） |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 対面授業 ガイダンス 危機管理とは | 講義・質疑応答 資料スライド | 本科目の学習内容を把握すること 復習ノート作成 |
| 【2】 | 対面授業 リスクマネージメントとクライシスマネージメントについて解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習・テキストP125〜P128熟読・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成(60分) |
| 【3】 | 対面授業 医療機器・システム安全について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP128〜P131熟読・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【4】 | 対面授業 信頼性の基礎・冗長性、直列系、並列系について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP131〜P136熟読・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【5】 | 対面授業 平均故障間隔と平均修理時間・バスタブ曲線と故障期間について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP137〜P141熟読・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【6】 | 対面授業 システムの分析評価手法について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP143〜P147熟読・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【7】 | 対面授業 システム安全の手法について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP147〜P150熟読・資料の熟読・まとめ（60分） 復習：復習ノート作成・まとめ（60分） 医療機器事故の例を上げその対策についてレポートにまとめる |
| 【8】 | 対面授業 人間工学的設計・ヒューマンエラーについて解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキストP151〜P157熟読・資料の熟読・まとめ（60分） 復習：復習ノート作成・まとめ（60分） 医療機器事故の傾向と対策についてレポートにまとめる |
| 【9】 | 対面授業 病院リスクマネージメントの実際と対策�� [インシデント・アクシデント]について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド,ディスカッション | 予習：テキスト・資料の熟読・まとめ（60分） 復習：復習ノート作成・まとめ（60分） 輸液ポンプ・シリンジポンプのリスクマネージメントについてレポートをまとめる（60分） |
| 【10】 | 対面授業 病院リスクマネージメントの実際と対策�� [インシデント・アクシデント]について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド,ディスカッション | 予習：テキスト・資料の熟読・まとめ（60分） 復習：復習ノート作成・まとめ（60分） 生体情報モニターのリスクマネージメントについてレポートをまとめる（60分） |
| 【11】 | 対面授業 災害管理について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキスト・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【12】 | 対面授業 災害医療・トリアージについて解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキスト・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【13】 | 対面授業 災害医療・マニュアルと訓練について解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキスト・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【14】 | 対面授業 災害医療・病院事業継続計画 BCP,MCPについて解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習テキスト・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 【15】 | 対面授業 危機管理まとめ 臨床工学技士と危機管理について総括し解説する | 講義・質疑応答 資料スライド | 予習：テキスト・資料の熟読（60分） 復習：復習ノート作成（60分） |
| 評価方法 |
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| 試験70％、その他30％（受講態度・提出物・口頭試問・小テスト・レポート（30％）など）で総合評価し、60％以上を合格とする。 定期・随時試験の試験に対する解答等、レポートに対する解説・講評等は、授業や学生ポータルサイトの「授業のお知らせ」、クラスルーム、廊下に掲示等で学生にフィードバックする。 |
| 教科書 |
| 日本臨床工学技士教育施設協議会 篠原一彦 出渕靖志 「臨床工学講座 医用機器安全管理学」 医歯薬出版 ISBN978-4-263-73403-2 C3347 |
| 参考図書 |
| 有嶋拓郎 東岡宏明「DisasterABC コースガイドブック地域密着型の病院災害訓練」荘道社 ISBN978-4-915878-85-5 宮林正恭 「リスク危機マネジメントのすすめ」丸善出版 ISBN 978-4-621-08564-6 C3034 |
| 備考 |
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| 毎回の授業に対する予習および復習を充実させることが重要である。 【オフィスアワー】：火曜日・16:30〜18:00・柏原研究室 不在時は、メールでの対応とする（k_kashihara@kgw.bunri-u.ac.jp) 【科目ナンバー】：FBSC304S 【実務経験】：1988〜1999テルモ株式会社 臨床工学技士 1999〜2000青年海外協力隊 2001〜2015光生病院 臨床工学技士 2016〜2022なんば内科クリニック 臨床工学技士 |