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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10517 | 担当教員名 | 中川 隆文 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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医療機器においては電子部品,電子機器が重要な働きをする.医療機器に使われる電気部品の特性や動作原理を知ることは臨床工学技士や診療放射線技師にとって大切である.本講義ではダイオードや演算増幅器(オペアンプ)などの基本動作を実験により確認し理解する.また,実験やレポートを通して,互いのコミュニケーション力を養い,互いに協力して成果を上げることを学ぶ. |
到達目標 |
1. 電子回路の基本動作を理解できる.(知識) 2. 実験計画の立案,問題解決に関してグループで討議でき,協力して実験を遂行できる.(関心) 3. デジタルマルチメータやオシロスコープなど基本的な計測器を正しく操作できる.(技能) 4. 実施するテーマに応じて適切な計測器と部品を選択し,各テーマに必要な実験準備ができる.(判断) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション(実験の班編成や全般的な注意事項) | 自作資料で講義 | 実験目的と実験内容をよく読んでおく(60分) |
【2】 | ダイオードの動作原理と静特性 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),ダイオードの特性の調査(60分) |
【3】 | ダイオードの整流特性 ダイオードの直流電圧−電流特性の測定 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分) |
【4】 | ダイオードの波形成形 ダイオードの正弦波整流特性の測定 | 講義と実験,小人数グループ学修 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成(480分) |
【5】 | 波形整形の動作原理(信号処理) | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),ダイオードの波形整形回路について調査 |
【6】 | 定電圧ダイオードによるリミッタ ダイオードによるクリッパー | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分) |
【7】 | 時定数とクランプ回路 リミッタの波形成形と回路特性の測定 | 講義と実験,小人数グループ学修 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成(480分) |
【8】 | 演算増幅器(OPアンプ)とOPアンプの基礎特性の原理 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),理想OPアンプの調査(60分) |
【9】 | 演算増幅器による増幅回路の基礎特性 OPアンプの線形増幅特性の測定 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),OPの増幅殿計算方法の調査(60分) |
【10】 | 演算増幅器による増幅回路の周波数特性 OPアンプの周波数特性 | 講義と実験,小人数グループ学修 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成(480分) |
【11】 | 演算増幅器と増幅回路の応用(加算減算) 加算回路,減算回路の構成と動作確認 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),OPアンプの加算・減算回路の調査(60分) |
【12】 | 演算増幅器と増幅回路の応用(積分) 微分回路の構成と動作確認 | 講義と実験,小人数グループ学修 | 実験ノートをもとにデータ整理(60分),OPアンプの積分回路の特性の調査(60分) |
【13】 | 演算増幅器と増幅回路の応用(微分) 積分回路の構成と動作確認 | 講義と実験,小人数グループ学修 | レポートの対応箇所のまとめとレポート作成(480分) |
【14】 | 実験レポートの書き方のまとめ | 提出されたレポートについて書き方を個別に指導 | 既提出レポートの対応箇所について見直す(60分) |
【15】 | 実験データの整理方法のまとめ | 実験データの整理方法についてまとめて講義 | 既提出レポートの対応箇所について見直す(60分) |
評価方法 |
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実験レポート(80点),実験態度(20点).これらを全ての実験テーマについて平均して評価する。 レポートの評価等については、グーグルクラスルームでフィードバックする |
教科書 |
電子工学実験指導書 |
参考図書 |
若松秀俊他1名,「医用工学−医療技術者のための電気・電子工学」共立出版 |
備考 |
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担当教員:中川隆文, 吉田知司,谷川浩司3名ですべての回を担当する 【科目ナンバー】FBSE206L 【オフィスアワー】金曜日・5講時・研究室(中川) 【実務経験】1984〜2014 三菱電機株式会社にて研究職として勤務(中川) |