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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10557 | 担当教員名 | 鶴本 雅信 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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人工心肺装置などの生体機能代行装置の操作技術と安全管理技術をシミュレーションし理解する。 人工心肺装置を用いる体外循環の治療条件,人工心肺装置の動作原理,操作方法,保守管理方法を理解する。 人工心肺装置や補助循環装置をシステムとして捉えることができるようになる。 |
到達目標 |
1. 人工心肺装置や補助循環装置をシステムとして捉えることができる。(知識(想起)) 2. 人工心肺装置などの生体機能代行装置の操作技術と安全管理技術の理解を深める。(知識(解釈)) 3. 人工心肺装置などの生体機能代行装置の動作原理,操作方法,保守管理方法をシミュレーションにより理解できる。(知識(想起)技能) 4.人工心肺装置において,動作原理,操作方法,保守管理方法を理解し,安全な治療のための技術知識を習得する。(知識(問題解決)技能) 5.人工心肺装置などの生体機能代行装置の操作技術と安全管理技術の理解に強い関心を持てる。(態度) 6. 人工心肺装置などの生体機能代行装置の動作原理,操作方法,保守管理方法に関し,安全を意識した思考や判断ができる。(知識(問題解決)技能) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス 体外循環に関する総論を解説する | 講義 資料配布 | 本科目の学習内容を把握すること 復習ノート作成 配布資料を熟読しておくこと |
【2】 | 体外循環とモニターの種類について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書69〜76P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【3】 | 人工心肺側モニターと生体側モニターの内容について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書69〜76P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【4】 | 体外循環の適正循環量・血液希釈について解説する(酸素需要,灌流量) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書77〜83P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【5】 | 体外循環の適正循環量・血液希釈について解説する(臓器循環,低体温) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書77〜83P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【6】 | 低体温体外循環法について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書85〜92P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【7】 | 人工心肺における病態生理の総論について解説する(血行動態,血液,凝固線溶) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書93〜115P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【8】 | 人工心肺における病態生理の各論について解説する(酸塩基平衡,電解質,内分泌,免疫系) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書93〜115P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【9】 | 人工心肺操作の実際について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書135〜150P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【10】 | 新生児・乳幼児における人工心肺操作について解説する(乳幼児の特徴,体外循環の必要条件) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書170〜175P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【11】 | 新生児・乳幼児における人工心肺操作について解説する(乳幼児体外循環の実際,循環停止,無輸血) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書176〜184P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【12】 | 胸部大動脈手術における人工心肺操作について解説する(体外循環を必要とする胸部大動脈疾患) | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書185〜200P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【13】 | 胸部大動脈手術における選択的脳分離体外循環、逆行性脳灌流法について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書185〜200P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【14】 | 補助人工心臓について解説する | 講義とグループワーク 資料配布 | 予習:教科書236〜244P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
【15】 | 体外循環をめぐる諸問題とその対策について解説する | 講義 資料配布 | 予習:教科書245〜256P熟読(60分) 復習:資料熟読,復習ノート作成(60分) |
評価方法 |
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定期試験50%、受講態度10%、随時のテスト20%、提出物20%で評価を行い、60%以上を合格とする。 |
教科書 |
上田裕一「最新人工心肺 理論と実際 第5版」名古屋大学出版会 ISBN978-4-8158-0864-8 定価6000円 澤 芳樹「研修医,コメディカルのためのプラクティカル補助循環ガイド」メディカ出版978-4-8404-2079-2定価3800円 |
参考図書 |
日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座 生体機能代行装置学 体外循環装置」ISBN978-4-263-73411-7 N 適宜資料を配布する。 小野哲章・峰島三千男・堀川宗之・渡辺敏「臨床工学技士標準テキスト第3版」金原出版株式会社 ISBN978-4-307-77177-1 |
備考 |
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毎回の授業に対する予習および復習を充実させることが重要である。 演習問題を次回までに自身で調べて解く。 オフィスアワー:木曜日 16:00〜17:00 不在時は、メールでの対応とする(tsurumoto@kgw.bunri-u.ac.jp) 実務経験:2006〜2019 徳島県立中央病院 (臨床工学技士) |