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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10567 | 担当教員名 | 中川 隆文 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 臨床工学技士の扱う医療機器とくに生体計測装置の中で，ほとんどが電気，磁気に関係するものである．また、診療放射線技師においても、電気磁気の知識が不可欠である．電磁気的な現象を電子の振る舞いにまで踏み込まないと電気工学の知識だけではうまく説明できない場合がある．その代表がダイオード，トランジスタといった半導体素子（能動素子）である．これらを用いた基本的な電子回路の動作原理を学ぶ． |
| 到達目標 |
| 1. ダイオード，トランジスタやオペアンプなどの動作原理を説明できる．(知識) 2. 電子部品を使った回路の動作が理解できる．(関心) 3. ダイオード，トランジスタやオペアンプを使った回路の基本特性が計算できる．(技能) 4. 医療機器の電気回路の動作が推定できる．(判断) |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーション・直流と交流回路の復習 | 講義 | 配布資料の復習,直流・交流の特性とオームの法則 |
| 【2】 | 受動素子 抵抗，コンデンサ，コイルの特性 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,インピーダンスの計算（120分) |
| 【3】 | 過渡現象と基本的な回路 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,RC,RL,LCR回路の電流・電圧特性の計算（120分) |
| 【4】 | 電子物性の基礎（半導体とは） | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習（120分) |
| 【5】 | ダイオードの働きと整流回路 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,整流回路の特性（120分) |
| 【6】 | トランジスタの働きと性質 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,トランジスタ,FETの違い（120分) |
| 【7】 | ダイオードを使った波形整形の基本回路 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,リミッタ回路.クリッパ回路の理解（120分) |
| 【8】 | まとめと演習 | 筆記試験 | 7回までの講義内容全体を復習（120分) |
| 【9】 | 増幅回路の原理と構成 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,OPの特性（120分) |
| 【10】 | 差動増幅回路の動作原理 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,OPアンプの増幅度の計算（120分) |
| 【11】 | 差動増幅器の基本的性質 増幅特性の線形性と周波数特性（アクティブフィルタ） | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習（120分) |
| 【12】 | 演算増幅器の応用回路（１） 加算と減算 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,加算・原産回路の計算（120分) |
| 【13】 | 演算増幅器の応用回路（２） 微分と積分 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,微分・積分回路の特性（120分) |
| 【14】 | 通信および発振回路（マルチバイブレータ）の原理と応用 | 講義と演習および小テスト | 配布資料の復習,各種発信回路の特性（120分) |
| 【15】 | まとめと演習 | 筆記試験 | 9から15回までの講義内容全体を復習（120分) |
| 評価方法 |
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| 中間試験（50％）、期末試験（50％）により評価する 定期試験・随時の試験に対する解答および講評等については、グーグルクラスルームでフィードバックする |
| 教科書 |
| 自作の資料 |
| 参考図書 |
| 「臨床工学技士のための 基礎電子工学」稲岡秀検, 野城真理 コロナ社 「臨床工学シリーズ (9) 医用電子工学」松尾 正之 他 コロナ社 |
| 備考 |
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| 【科目ナンバー】FBSE206L 【オフィスアワー】月曜日・4講時・研究室 【実務経験】1984〜2014 三菱電機株式会社にて研究職として勤務 |