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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10573 | 担当教員名 | 上田 雅彦 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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1.人工呼吸療法における操作技術および保守管理について講義する。 2.臨床工学技士に必須である人工呼吸器の操作技術および保守管理の知識・技術習得を目的とし、医学的な基礎知識を基にした実際の取り扱い方法などを概説する。 3.呼吸療法の基礎を修得し、原理から合併症までを学ぶ。 |
到達目標 |
1.呼吸器系生理、および解剖が理解できる。(知識・理解) 2.呼吸器疾患病態・所見などの病態が理解できる。(知識・理解) 3.人工呼吸療法(酸素療法、吸入、吸湿療法、新生児呼吸療法、高気圧酸素治療法)について、基礎的技術が修得できる。(技能・表現) 4.人工呼吸療法に関連した合併症の予防についての対策が説明できる。(思考・判断) 5.人工呼吸療法において国家試験合格レベルの知識を習得する。(思考・判断) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス | 本演習の進め方について説明する。 | 配布資料を熟読する。 |
【2】 | 呼吸療法とは | 呼吸療法について講義する。 | 【予習】教科書第1章 P1〜P27を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【3】 | 呼吸機能検査・血液ガス分析 | 肺機能の主な検査とその解釈、血液ガステータの見方について講義する。 | 【予習】教科書第2章 P29〜P58を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【4】 | 呼吸不全の病態生理 | 呼吸不全の定義と診断について講義する。 | 【予習】教科書第3章 P59〜P77を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【5】 | 酸素療法 | 酸素療法の目的、適応について講義する。 | 【予習】教科書第3章 P79〜P87を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【6】 | 高気圧酸素療法について | 高気圧酸素療法の目的、治療適応疾患について講義する。 | 【予習】教科書第4章 P90〜P108を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【7】 | 高気圧酸素療装置 | 高気圧酸素療装置の構造と機能、安全管理について講義する。 | 【予習】教科書第4章 P90〜P108を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【8】 | 中間試験 | これまでのまとめ試験、筆記試験 | これまでの範囲をよく復習しておくこと。(120分) |
【9】 | 吸入療法、給湿療法について | 人工呼吸器の構造と原理について講義する。 | 【予習】教科書第5章 P109〜P121を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【10】 | 人工呼吸療法(人工呼吸器の基本原理・保守)について | 人工呼吸器の構造と原理について講義する。 | 【予習】教科書第6章 P123〜P173を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【11】 | 人工呼吸療法(人工呼吸とその適応・離脱)について | 人工呼吸の適応基準、換気モード、操作について講義する。 | 【予習】教科書第6章 P123〜P173を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【12】 | 呼吸管理モニタ | 呼吸管理に用いるモニタについて講義する。 | 【予習】教科書第7章 P175〜P198を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【13】 | 在宅人工呼吸療法について | 在宅人工呼吸療法(HMV)について講義する | 【予習】教科書第8章 P199〜P214を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【14】 | 特殊な呼吸管理 | 新生児、乳幼児の呼吸管理、麻酔用人工呼吸器の基本構造と保守について講義する。 | 【予習】教科書第9章 P215〜P237を熟読しておくこと。(30分)【復習】復習ノート作成。(60分) |
【15】 | まとめ | 総復習、口頭試問形式 | これまでの範囲をよく復習しておくこと。(120分) |
評価方法 |
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中間試験(50%)、期末試験(50%)計100% にて評価する。尚、受講態度は、無断欠席、遅刻、早退、居眠り、私語の回数に応じて試験結果から減点方式で評価する。合格基準60%。 |
教科書 |
日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座 生体機能代行装置学 呼吸療法療法装置」第2版 医歯薬出版株式会社 978-4-263-73410-0 3,800円+税 |
参考図書 |
・臨床工学技士 標準テキスト 第3版 978-4-307-77177-1 7,000円+税 金原出版 ・適宜資料配布する。 |
備考 |
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【クラスコード】xvuctcw 臨床工学技士として人工呼吸業務に従事し活躍する場面は、救急救命センター、集中治療室、病棟など多数あり、非常に重要な科目である。しっかりと予習復習を行うこと。 【オフィスアワー】水曜5限目とします。 ただし、会議等もありますので、事前に予定を確認いただければ確実に対応できます。 【実務経験】平成3年〜平成25年 徳島大学病院 臨床工学技士 |