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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】医療機器演習B（Medical Devices Seminar B）

科目番号	10576	担当教員名	上田　雅彦	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
臨床工学技士の主な業務には、循環、呼吸、代謝という生命維持に必要な機能を代行する生命維持管理装置の運転操作や保守管理がある。また、治療方針や治療効果を検討するために必要な生体情報をモニタする生体情報モニタ監視装置の操作、保守点検などがある。この科目では、生体情報モニタ監視装置に重点を置き、普遍的で基礎的な内容を中心としてこれらの装置の原理や操作方法及び保守管理方法、モニタ情報の見方について学ぶ。
到達目標
１．バイタルサインについて説明ができる。（知識・理解）２．生体情報モニターの使用目的や原理ついて説明ができる。（知識・理解）３．生体情報モニターの構造、基本的特性が理解できる。（知識・理解）４．生体情報モニターの保守管理ができる。（技能）５．生体情報モニターのアラーム対処ができる。（技能）６．生体情報モニターの生理的データを適切に収集して評価することができる。（思考・判断）

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス	配布資料、本科目の進め方について説明する。	配布資料を熟読する。
【2】	生体機能（循環、呼吸、代謝）について	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【3】	バイタルサインとモニターについて	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【4】	医用モニター機器の種類	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【5】	心電図モニターの基礎	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【6】	心電図の観察①　心電図の基礎知識	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【7】	心電図の観察②　心電図波形の読み方	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【8】	血圧と血圧の計測方法について	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【9】	血圧計の特徴と動作原理について	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【10】	呼吸測定の目的①　正常呼吸と異常呼吸	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【11】	呼吸の測定方法②	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【12】	ベッドサイドモニターについて	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【13】	モニターの保守管理方法について	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【14】	モニターの安全管理について	講義、資料配布、演習形式で行う。「一斉講義形式」	テーマについて教科書、参考書、配布資料を用いて予習（60分）、復習（60分）を行うこと。
【15】	まとめ	総復習、口頭試問形式で行う。	これまで学んだことを整理し、よく理解しておくこと。（120分）

評価方法
筆記試験（70%）、口頭試問（20%）、平常点、受講態度（10%）で総合評価し、合格基準60%。欠席、遅刻、早退は減点対象とする。授業中の私語、居眠り及び中抜けも同様に減点対象とする。
教科書
小野哲章ほか「臨床工学技士標準テキスト　第3版増補」金原出版　ISBN:978-4-307-77180-1　定価：（本体7000円＋税）
参考図書
資料配布、日本エム・イー学会ME技術教育委員会慣習「MEの基礎知識と安全管理（改訂版第５版）」ISBN:978-4-524-24361-7　定価：（本体5800円＋税）

備考

（受講要件）「解剖学」「生理学」「生化学」の基礎知識が本学習でも必要な知識の一部である．
（履修上の注意）
生体情報計測、医用治療機器、医療安全管理を広範囲に概説するため、聞き逃しの無いよう
緊張感を持って授業に臨むこと。理解しにくい専門用語などがあれば積極的に質問をすること。

【オフィスアワー】水曜５限目とします。
　　　　　　　　　ただし、会議等もありますので、事前に予定を確認いただければ確実に対応できます。
【実務経験】平成3年～平成25年　徳島大学病院臨床工学技士