|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10610 | 担当教員名 | 中川 隆文 | 単位 | 2単位 |
|---|
| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 社会基盤システム、コンピュータシステム、自動車のリコール問題、航空機・家電製品、医療の安全性等、信頼性に関する問題は多い。本講義は、信頼性工学の基礎となる考え方、実務面への応用を中心に、実際に発生した事例を随時取り上げ、実務上の問題解決に役立つ内容とする。 |
| 到達目標 |
| 1. 簡単な信頼性・品質管理であるＱＣ７道具が使えるようになる。(知識) 2. 統計計算の基本である平均、偏差、標準偏差、分散などが計算できる。(技能) 3. それらを応用した相関係数、回帰の計算と信頼性区間の推定など統計的データ処理が行える。(知識) 4. 実験計画法を用いて要因効果の評価が実施できる。(知識) 5. 社会で発表されている各種の情報を統計データに示すことができる。（関心) 6・各種のサンプルデータ統計処理してデータ全体の特性をわかり易い形式として表現できる。（技能） 7・データを階層またはカテゴリーに分類してデータ相互の相関を評価できる。（判断） |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーション 信頼性の定義と尺度および品質の定義を説明。 | ・講義 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,信頼性と品質の定義をそれぞれ文章として記述する。(90分) |
| 【2】 | 信頼性の基礎数理の説明。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,信頼性の基礎数理式を整理する。(90分) |
| 【3】 | 第2回講義の理解度確認用演習。故障率と信頼度の評価方法の説明 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,故障率と信頼度の提示をそれぞれ文章して記述する。(90分) |
| 【4】 | 第3回講義の理解度確認用演習。故障を表す故障曲線等の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,故障曲線（バスタブカーブ）の３つの期の名称を描く。(90分) |
| 【5】 | 第4回講義の理解度確認用演習。動作時間、修理時間など故障に関する特性値の計算方法の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,MTBF,MTTRの計算式を整理し、計算をして求める。(90分) |
| 【6】 | 第5回講義の理解度確認用演習。故障分布の代用的な統計的手法としてのワイブル分布の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,ワイブル分布の各パラメータの意味を整理する。(90分) |
| 【7】 | 第6回講義の理解度確認用演習。ワイブル分布を利用して寿命予測などができることの説明。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,ワイブルの評価方法について整理する。(90分) |
| 【8】 | 第7回講義の理解度確認用演習。仮説検定の方法を説明。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,仮説検定の計算についてまとめる。(90分) |
| 【9】 | 第8回講義の理解度確認用演習。仮説検定（信頼度区間、検定統計量等）の計算を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,仮説検定の計算についてまとめる。(90分) |
| 【10】 | 第9回講義の理解度確認用演習。システムの高信頼性を実現する手法（並列系）の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,並列系の故障率を計算する。(90分) |
| 【11】 | 第10回講義の理解度確認用演習。システムの高信頼性を実現する手法の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,裕度設計の種類と特徴をまとめる。(90分) |
| 【12】 | 第11回講義の理解度確認用演習。ＱＣ７つ道具と使い方について演習する。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,基礎数理について整理する。(90分) |
| 【13】 | 第12回講義の理解度確認用演習。信頼性試験の方法と評価方法について説明する。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,信頼性試験の方法について整理する。(90分) |
| 【14】 | 第13回講義の理解度確認用演習。システムの故障の回避や故障発生後の影響軽減手法（ヒューマンエラー防止、フェールセーブ設計）の説明。理解度の確認用の演習を行う。。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,ヒューマンエラー防止をまとめる。(90分) |
| 【15】 | 技術者倫理の考えの基本となる、倫理、法、モラル、常識の説明。理解度の確認用の演習を行う。 | ・講義 ・演習 | 配布資料の復習 復習と配布資料の熟読,技術者倫理の考え方を整理する。(90分)) |
| 評価方法 |
|---|
| 随時の試験(20%), レポート(80点)により評価する 随時の試験およびレポートの評価等については、グーグルクラスルームでフィードバックする |
| 教科書 |
| 自作資料 |
| 参考図書 |
| � 嵜�頼性技術入門」、小山 健 著、 (財)日本規格協会、ISBN4-542-50326-7、2233円（税別） �◆峙蚕兌圓領冤� 入門」、著 杉本泰治、丸善株式会社、ISBN978-4-621-08029-0、1700円（税別） ��「品質・信頼性技術」、著 松本平八 他、共立出版、ISBN978-4-320-12304-5、2800円（税別） |
| 備考 |
|---|
| 【 クラスルームコード】4e7j3mol 【科目ナンバー】EDBC336L オフィスアワー：月曜日・4講時・研究室 実務経験：1984〜2014 三菱電機株式会社にて研究職として勤務 |