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【科目名】臨床医学各論演習A

科目番号	20110	担当教員名	樫野　真	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
臨床工学技士の主な主業務である血液浄化療法に関する講義を行う。血液浄化療法に関係する臓器の構造や機能に関する知識を理解できる様に講義を進める。また、血液透析療法導入の原因疾患である腎不全において、腎不全に至る過程、腎不全の病態生理及び検査方法などについてグループ演習を含めて講義を行う。
到達目標
①知識（理解）：血液浄化療法に関する知識の修得すること。②態度（感心・意欲）：予習・復習の習慣を身に付けること。③技能（表現）：血液浄化療法に関連した分野において国家試験に合格できるレベルになること。④思考・判断：知識を向上させ応用問題に対応できる能力を習得すること。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス	本演習の進め方について説明する。	解剖学及び生理学の復習
【2】	解剖学と生理学の復習	グループワークと講義	解剖学生理学の復習
【3】	腎臓の構造と機能①	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【4】	腎臓の構造と機能②	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【5】	腎機能検査①	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【6】	腎機能検査②	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【7】	腎機能検査③	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【8】	腎不全の治療①	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【9】	腎不全の治療②	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【10】	透析療法導入患者の管理	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【11】	慢性維持血液透析患者の合併症と副作用①	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【12】	慢性維持血液透析患者の合併症と副作用②	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【13】	慢性腎不全患者との接し方	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【14】	最新の血液透析療法について	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する
【15】	まとめ	グループワークと講義	教科書の指定場所を熟読する

評価方法
定期試験40％、小テスト30％、グループワーク30％で総合的に評価する。受講態度については、欠席、遅刻、早退、居眠り及び私語の回数に応じて総得点から減点する。総得点60％以上を合格とする。
教科書
日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座　生体機能代行装置学　血液浄化療法装置」　医歯薬出版株式会社　978-4-263-73408-7　4,000円＋税日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座　臨床医学総論」　医歯薬出版株式会社　978-4-263-73412-4　4,600円＋税
参考図書
小野哲章他編集「臨床工学技士　標準テキスト第２版増補版」　金原出版株式会社　978-4-307-77173-3　6,800円＋税

備考
臨床工学技士として血液浄化業務に従事する人は全体の臨床工学技士でも大多数であるため、出来るだけ受講して欲しい。講義の進行状況によっては、講義内容が変動することもある。