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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】臨床医学各論演習B

科目番号	20144	担当教員名	上田　雅彦	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
呼吸器疾患の治療やその予防の目的で呼吸管理は広く行われている。臨床工学技士の主業務である呼吸療法（人工呼吸器、酸素療法機器、吸入療法機器等）について講義を行う。授業形式は講義とグループワークを織り交ぜながら進める。
到達目標
① 人工呼吸療法に関する知識の習得を目標とする。 ② 呼吸機能と生理について説明ができる。 ③ 主な呼吸器疾患、病態について説明ができる。 ④ 呼吸療法関連機器について使用目的、原理、構造の知識を習得する。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス（操作技術シミュレーションB）	本演習の進め方について説明する。	解剖学及び生理学の復習
【2】	呼吸機能と生理	呼吸器の構造と機能についてグループワークを行いまとめる。	解剖学生理学の復習
【3】	血液ガスの見方	血液ガス分析データの解釈について講義する	教科書の指定場所を熟読する
【4】	呼吸器疾患①	呼吸不全の病態生理について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【5】	呼吸器疾患②	呼吸不全の主な疾患について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【6】	人工呼吸療法の目的	人工呼吸療法の目的とその方法について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【7】	人工呼吸①（酸素吸入療法）	酸素吸入療法の酸素投与(低圧)について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【8】	人工呼吸②（陰圧呼吸と陽圧呼吸）	人工呼吸が人体に及ぼす影響についてグループワークを行いまとめる。	教科書の指定場所を熟読する
【9】	人工呼吸③（換気モードと換気条件）	人工呼吸器使用の実際について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【10】	人工呼吸④（加温加湿について）	人工呼吸中の加温加湿について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【11】	人工呼吸（感染管理）	人工呼吸中の感染管理について講義する	教科書の指定場所を熟読する
【12】	長期人工呼吸療法患者の合併症とその管理	合併症について講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【13】	呼吸療法サポートチーム（RST）について	呼吸療法サポートチーム（RST）ついて講義する。	教科書の指定場所を熟読する
【14】	まとめ	呼吸療法における臨床工学技士の役割についてグループワークを行いまとめる。	教科書の指定場所を熟読する
【15】	課題レポート	これまでの、グループワークや、講義を参考にして課題に挑戦する。	教科書の指定場所を熟読する
【16】	定期試験

評価方法
定期試験40％、小テスト20％、グループワークへの参加態度20％、グループワーク20％で評価する。受講姿勢としては、無断欠席、遅刻、早退、居眠り、私語などを計算して評価点からの減点方式として評価する。
教科書
日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座　生体機能代行装置学　呼吸療法装置」　医歯薬出版株式会社　978-4-263-73410-0　3,800円＋税
参考図書
1．小野哲章他編集「臨床工学技士　標準テキスト第２版講座」　金原出版株式会社　978-4-307-77168-9　6,800円＋税 2．尾崎孝平著「血液ガス・酸塩基平衡教室」　ＭＣメディカ出版　978-4-8404-2963-4　3,800円＋税

備考
臨床工学技士業務において、人工呼吸療法は主業務のひとつである。出来るだけ受講して欲しい。【オフィスアワー】水曜５限目とします。　　　　　　　　　ただし、会議等もありますので、事前に予定を確認いただければ確実に対応できます。