徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    循環管理技術実習 ( Cardiopulmonary Bypass Technology Practicum )

科目番号30135担当教員名氏原 友三郎単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
人工心肺装置(体外循環装置)やPCPS.IABP.etc(補助循環装置)などの機能を理解する。
体外循環装置や補助循環装置などの実際の取り扱い方法を修得する。
体外循環装置や補助循環装置の周辺機器などについて実際の取り扱い方法を修得する。
体外循環装置や補助循環装置とその周辺機器について安全や保守に関する管理方法を修得する。
到達目標
1.体外循環装置や補助循環装置の機能を理解し、対外循環の概念を理解する。(知識(想起))
2.体外循環装置や補助循環装置の実際の取り扱い方法を理解できる。(知識(解釈))
3.体外循環装置や補助循環装置の取り扱い方法を理解し操作できる。(知識(想起)技能)
4.体外循環装置や補助循環装置の取り扱い方法を理解し実際に役立つ技術を修得する。(知識(解釈)技能)
5.体外循環装置や補助循環装置の実際の操作方法や関連装置の操作方法に強い関心と意欲を持てる。(態度)
6.体外循環装置や補助循環装置の安全管理や保守管理の理解により循環リスクの対応ができる。(知識(問題解決)技能)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション
実習方法や実習機器について説明
実習の心得について説明
実習指導書配布
実習・演習形式
実習指導書確認
【2】人工心肺装置・その周辺機器①に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【3】心筋保護装置・その周辺機器①に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【4】心臓手術の流れ:体外循環ケース1(僧房弁閉鎖不全①)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【5】心臓手術の流れ:体外循環ケース1(僧房弁閉鎖不全②)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【6】心臓手術の流れ:体外循環ケース2(大動脈弁閉鎖不全①)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【7】心臓手術の流れ:体外循環ケース2(大動脈弁閉鎖不全②)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【8】心臓手術の流れ:体外循環ケース3(大動脈弁狭窄症①)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【9】心臓手術の流れ:体外循環ケース3(大動脈弁狭窄症②)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【10】心臓手術の流れ:体外循環ケース4(胸部大動脈瘤①:脳分離体外循環)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【11】心臓手術の流れ:体外循環ケース4(胸部大動脈瘤②:脳分離体外循環)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【12】心臓手術の流れ:体外循環ケース5(小児・幼児:心房中隔欠損①)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【13】心臓手術の流れ:体外循環ケース5(小児・幼児:心房中隔欠損②)に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【14】心臓手術の流れ:大動脈内バルーンポンプ・経皮的心肺補助・他補助装置に関する実習と解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
【15】体外循環・補助循環のまとめに関する解説を行う実習・演習形式予習:実習指導書熟読
復習:実習レポート作成
評価方法
試験,実習態度等40% ,レポート,メモ等60% で総合評価。
教科書
阿部稔雄「最新 人工心肺―理論と実際」名古屋出版部 ISBN978-4815805555(6300円)               心臓血管研究所附属病院ICU「カラービジュアルで見てわかる!はじめての心臓外科看護」メディカ出版978-4-8404-4893-2 (2600円) 
医療情報科学研究所「病気がみえるVOL.2 循環器第3版」メディックメディア978-4-89632-343-6(3300円)
参考図書
日本臨床工学技士教育施設協議会監修「臨床工学講座 生体機能代行装置学 体外循環装置」ISBN978-4-263-73411-7 N 日本生体医工学会「MEの基礎知識と安全管理 改訂第5版」南江堂 ISBN978-4-524-24361-7
備考
受講に際し、生体機能代行技術学・循環管理技術演習の復習を行うこと。
実習へは積極的な参加が必要となる。
この科目は、氏原、西岡の2名がすべての回を担当する。
授業計画の1項目につき、2コマ連続して授業を行う。
オフィスアワー:水曜日 16:30~18:00 不在時は、メールでの対応とする(uzihart1036@kgw.bunri-u.ac.jp)