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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00000 | 担当教員名 | 深田 俊幸 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1,2 |
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授業概要 |
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個体を構成する個々の細胞は、様々な分子を介して相互にコミュニケーションをはかることによって生体恒常性を維持している。この細胞間シグナル伝達に関わる分子は、細胞膜または細胞内に発現する特異的な受容体を介して細胞内シグナル伝達を活性化する。すなわち、生体恒常性は細胞間シグナル伝達と細胞内シグナル伝達を厳密に制御することで成立している。この相互作用の破綻は様々な疾患の原因となり、シグナル因子は重要な薬物標的である。本講義では、最初にシグナル伝達について概論し、免疫系、内分泌系、神経系、循環器系、組織発生・再生などの生体システムからみたシグナル伝達と、個々の分子が関わるシグナル経路から見たシグナル伝達に分けて解説する。さらに、シグナル伝達の異常に起因する疾患や治療薬についての最新情報と、それらの研究動向についても紹介する。 |
到達目標 |
薬学の理解に欠かせないシグナル伝達の分野において、細胞機能や病気における基本的な役割を理解するとともに、薬効の理解や創薬につながる学問領域を学習する。さらに、学んだ知識を専門研究の遂行に取り入れて、将来的に国際的な活躍が期待できる人材の育成を目指す。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | シグナル伝達1:細胞外シグナル伝達の概要 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【2】 | シグナル伝達2:細胞内シグナル伝達の概要 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【3】 | 免疫系とシグナル伝達1:免疫系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【4】 | 免疫系とシグナル伝達2:免疫系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【5】 | 内分泌系とシグナル伝達1:内分泌系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【6】 | 内分泌系とシグナル伝達2:内分泌系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【7】 | 神経系とシグナル伝達1:神経系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【8】 | 神経系とシグナル伝達2:神経系を制御するシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【9】 | 発生・組織形成とシグナル伝達:組織の発生と再生に関わるシグナル分子について | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【10】 | シグナル分子・疾患・創薬1:JAK-STAT JAK-STAT経路が関わる疾患と関連薬 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【11】 | シグナル分子・疾患・創薬2:NF-kB NF-kB経路が関わる疾患と関連薬 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【12】 | シグナル分子・疾患・創薬3:Ras-MAPK Ras-MAPK経路が関わる疾患と関連薬 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【13】 | シグナル分子・疾患・創薬4:PI3K-AKT PI3K-AKT経路が関わる疾患と関連薬 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【14】 | シグナル分子・疾患・創薬4:SMAD SMAD経路が関わる疾患と関連薬 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
【15】 | 総括:シグナル伝達の最近のトピックスと展望 | 講義 | 予習と復習のレポート課題 |
評価方法 |
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レポート |
教科書 |
参考図書 |
実験医学増刊:知る・見る・活かす! シグナリング研究2015. シグナル伝達の要素発見から時空間ダイナミクスへ. 一條秀憲,南 康博/編 2015年06月05日発行; ISBN 978-4-7581-0347-3. |
備考 |
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