|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00007 | 担当教員名 | 丸山 徳見 | 単位 | 2単位 |
|---|
| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1,2,3年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 生き物も分子レベルで構成され、その多くは、高分子として機能している。本講義では、タンパク質、核酸の構成分子であるアミノ酸、ヌクレオチドの化学的な性質、その重合体であるタンパク質、核酸の立体構造や物理化学的な性質について述べる。また、生命の縮図としてのタンパク質の機能、遺伝の担い手としての核酸を講義する。 |
| 到達目標 |
| アミノ酸、モノヌクレオチドの化学的な性質が理解でき、また、重合体を形成するペプチド結合、リン酸ジエステル結合の化学的な特徴、また、タンパク質の高次構造、核酸のらせん構造が形成される際の弱い化学的な相互作用を述べることができる。さらに、ヘモグロビンを例としたタンパク質の機能、転写や翻訳の機構を分子レベルで理解することができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | アミノ酸の一般的化学的性質およびペプチド結合の化学的特徴 | 講義 | |
| 【2】 | アミノ酸のキラリティー、ペプチド結合の構造 | 講義 | |
| 【3】 | ポリペプチドのヘリックス、β構造 | 講義 | |
| 【4】 | ポリペプチドの構造と生命体の機能：ケラチン、フィブロイン、コラーゲン | 講義 | |
| 【5】 | tRNAのアミノアシル化と機構とアミノアシルtRNAの化学的性質 | 講義 | |
| 【6】 | タンパク質が正確に作られるメカニズム：コドンーアンチコドン | 講義 | |
| 【7】 | タンパク質が正確に作られるメカニズム：ペプチド転移 | 講義 | |
| 【8】 | ヘモグロビンの構造と機能 | 講義 | |
| 【9】 | ヌクレオチドを構成する塩基、糖、リン酸の化学的性質 | 講義 | |
| 【10】 | リン酸時エステル結合形成と切断のメカニズム | 講義 | |
| 【11】 | DNA複製のメカニズム | 講義 | |
| 【12】 | タンパク質合成におけるRNAの役割 | 講義 | |
| 【13】 | 転写と転写後プロセシング | 講義 | |
| 【14】 | ウイルスを構成するタンパク質と核酸 | 講義 | |
| 【15】 | 生命を分子レベルで理解する：ウイルスから真核生物まで | 講義 | |
| 評価方法 |
|---|
| 講義での受講態度、質疑応答 |
| 教科書 |
| ヴォート生化学（上）、ヴォート生化学（下）第二版、田宮、村松他訳、東京化学同人 |
| 参考図書 |
| 備考 |
|---|