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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00008 | 担当教員名 | 丸山 徳見 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1,2,3年 |
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| 授業概要 |
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| 半導体とは、電気を良く通す金属などの電気伝導体と電気をほとんど通さない絶縁体との中間の性質を持つ物質のことであり、従来は、シリコンが用いられていた。しかし、新しい半導体材料として、有機半導体や生体高分子であるDNA、フェリチン等のタンパク質を利用した半導体が開発されている。本講義では、π共役系を持つ多環芳香族炭化水素などの新規な半導体材料、また、生体高分子であるDNA、タンパク質を利用した半導体について講義する。 |
| 到達目標 |
| 有機半導体材料となるペンタセンやアントラセン、ルブレンなどの多環芳香族炭化水素の特徴を述べることができる。また、DNAチップの原理や用途を述べることができる。さらに新しく開発されているタンパク質でつくる半導体や膜タンパク質チップの一端を理解することができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 半導体とは何か | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【2】 | 新しい半導体のニーズ | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【3】 | 芳香族化合物の性質 | 講義 | 有機化学参考書を読み、芳香族化合物の化学的特徴を調べる |
| 【4】 | 有機半導体の材料となる芳香族化合物のパイ電子状態 | 講義 | ペンタセンやアントラセン、ルブレンについて、調査する |
| 【5】 | 有機半導体の材料となる低分子化合物 | 講義 | テトラシアノキノジメタンについて、調査する |
| 【6】 | 有機半導体の材料となる高分子化合物 | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【7】 | 有機半導体の開発状況 | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【8】 | DNAの塩基同士の水素結合 | 講義 | 有機化学参考書を読み、水素結合の特徴を調べる |
| 【9】 | DNAチップの原理 | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【10】 | DNAチップの用途（１） | 講義 | DNAチップを利用した文献を読む |
| 【11】 | DNAチップの用途（２） | 講義 | DNAチップを利用した文献を読む |
| 【12】 | タンパク質の自己組織化によるナノ構造の作製 | 講義 | ナノテクノロジーを活用した新しい原理のデバイス開発を調査する |
| 【13】 | タンパク質でつくる半導体 | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 【14】 | タンパク質チップにおけるフェリチンの役割 | 講義 | タンパク質でつくる半導体の開発状況を調査する |
| 【15】 | 膜タンパク質チップ | 講義 | 講義内容の整理と復習 |
| 評価方法 |
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| 授業態度、授業中の質疑応答 |
| 教科書 |
| 特になし、適時、必要なプリントを配布する |
| 参考図書 |
| 備考 |
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