徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    制御工学特論 I

科目番号00009担当教員名田淵 敏明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2年
授業概要
【授業概要】当授業は,ダイナミカルシステムの内部状態を,コンピューターソフトウエアで推定する基礎的技法について述べる
【到達目標】(1)実現象とモデルの概念が理解できるようになる
      (2)数理システムという概念が理解できるようになる
      (3)実例を通じて,方法論あるいは技法の使い方の一端が理解できるようになる
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】計測制御工学が活躍する場面(事例紹介)講義とパソコン実習 
【2】静的計測と動的計測  
【3】動的計測と数学モデル 1(1次系)  
【4】動的計測と数学モデル 2(2次系)  
【5】線形システムモデル  
【6】線形システムの状態観測1  
【7】線形システムと状態観測 2(スピード違反の取り締まり)  
【8】ソフトウエア作成とシミュレーション(スピード違反の取り締まり)  
【9】車輌軸重,車輌重心の推定と大型トレーラ横転事故防止への応用  
【10】ニュートンの運動法則を用いた,現象の線形システム表現  
【11】線形システム表現から得られる知見(軸重と重心高との関係)  
【12】実データを用いた軸重と重心高の推定1(数値実験)  
【13】実データを用いた軸重と重心高の推定2(数値実験)  
【14】実データを用いた軸重と重心高の推定3(数値実験)  
【15】製品設計における計測制御工学の有用性  
評価方法
平常点,提出物状況による
当授業は実例を用いて行う.したがって,一般論を行うよりは具体的であり,この意味で題材自体は感覚的もわかりやすい.そこで,その日の授業が終わったら,家もしくは下宿でも良いから,かならず,”どのような趣旨でこのようなことを行うのか”,”そのためにはどのような道具を使うのか”,”そのためには,どのような技術を身につけておくことが必要であるか”という辺りを常に考えておいてもらいたい.
教科書
適宜プリント配布
参考図書
適宜指示
備考
もし,この方面に興味を持ってもらえるようであれば,就職との関連を含んでおく.