徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公法の基礎理論と現代的課題

科目番号00009担当教員名古田 修一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1・2年
授業概要
授業概要:行政法学においては,近年,いわゆる「公法・私法二分論」に批判的な立場が有力となり,行政に特有な法現象を広く対象として,従前の公法と私法の区別にこだわることなく整理・再構築しようとの試みもなされている。本講では,「公法」理論の功罪を確認しつつ,憲法具体化法としての行政法の方向性を考察する。
到達目標:1 いわゆる「公法・私法二分論」に関する行政法学の知識を確実にする。2 行政をめぐる法律関係の特殊性をどう理解するかについて自らの考えを固めていく上での糸口を見つける。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】いわゆる「公法・私法二分論」について確認する。 (公法理論に対する共通認識)あらかじめレポートを作成し、それを基に討論して、授業を進める。  
【2】立法例、 裁判例等の具体的資料を素材に、問題点を把握する。 (法学的考察)  
【3】問題点を整理するとともに、そのいくつかについて更に考察を進め、今後の方向性を探る。 (政策学的考察)  
評価方法
平常点による。
教科書
適宜指定する。
参考図書
適宜指定する。
備考