徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬物動態学1

科目番号00013担当教員名櫻井 栄一単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
授業概要:薬物の生体膜透過機構、吸収、分布、代謝、排泄など、基本的な体内動態を学び、生物薬剤学にかかわる最新の情報を可能な限り修得する。
到達目標:1薬物の主な吸収部位を列挙できる。2各輸送系の特徴を説明できる。2薬物の組織への移行についてその構造と血液―組織関門の意義を説明できる。3薬物代謝様式とそれに関わる代表的な酵素を列挙できる。4尿中、胆汁中、唾液・乳汁中への排泄について説明できる。5薬物動態に起因する相互作用の代表的な例を挙げ、回避のための方法を説明できる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬物生体膜透過機構講義と演習 
【2】薬物の消化管吸収  
【3】薬物の消化管以外からの吸収  
【4】薬物の体内分布1(組織分布を支配する要因)  
【5】薬物の体内分布2(リンパ管、脳、胎児への移行)  
【6】薬物代謝の様式と薬物代謝酵素  
【7】薬物代謝の変動要因  
【8】薬物の腎排泄  
【9】腎クリアランス  
【10】薬物の胆汁排泄と腸肝循環  
【11】薬物動態学的相互作用1(トランスポーターが関与する薬物相互作用)  
【12】薬物動態学的相互作用2(薬物代謝酵素が関与する薬物相互作用、その他)  
【13】薬物治療管理(TDM)  
【14】病態と薬物体内動態  
【15】薬物体内動態に関する最先端研究の紹介  
評価方法
試験、平常点の合計
教科書
金尾義治、森本一洋 編集「NEWパワーブック生物薬剤学」(廣川書店)
プリント:薬物動態学〜薬剤師国家試験過去問集〜(81回ー96回)(薬剤学教室編)
参考図書
伊賀勝美、伊藤智夫、堀江利治 編集「対話と演習で学ぶ薬物速度論」(廣川書店)
備考