徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歴史学A

科目番号00014担当教員名丸尾 寛単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年〜
授業概要
【授業概要】「徳川幕府の政治改革」 
江戸時代に幕府が行った改革として、享保・寛政・天保の改革がある。これらは、幕府の支配体制が弛緩・解体していくのを食い止めようと行われたものであった。各改革での具体的政策からみえてくる課題を検討していくことを通して、その改革のもつ意味と歴史的意義を理解する。
【到達目標】各改革の内容を理解することを通して、各時期の経済や社会の動きを捉え、さらに歴史の動的な面と静的な面を見ながら歴史が動いていくことを理解し説明できるようにする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】教科書の「はじめに」で説明する交代史観について理解する。講義を中心とする。あわせてプリントを配布し説明を加える。  
【2】近世の基盤を作った太閤検地とその意味をとらえる  
【3】徳川幕府と幕藩体制について理解する。  
【4】享保の改革に至る迄の歴史の動きを理解する。  
【5】元禄時代とはどんな時代であったか各自で調べ、その特徴を理解する。  
【6】17世紀から18世紀の江戸と大坂の様子を理解する。  
【7】将軍吉宗の登場と彼が行った享保の改革の意味・意義について理解する。  
【8】享保の改革によって生み出されたものについて理解する。  
【9】天明・安永期に生まれた社会の様子について理解する。  
【10】田沼時代を理解する。  
【11】松平定信の登場と寛政の改革について理解する。  
【12】定信の取り組んだ対外問題と朝廷対策について理解する。  
【13】天保期の社会と欧米列強の進出の動きを理解する。  
【14】水野忠邦と彼が行った天保改革について理解する。  
【15】いわゆる「悪政」について説明できるようにする。  
評価方法
筆記試験を実施するが、小テスト、レポート、出席などを加味して評価する。
教科書
『近世の三大改革』(日本史リブレット) 山川出版社 840円
参考図書
授業の中で適宜紹介する。
備考