徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生体防御学特論

科目番号00016担当教員名岩田 誠単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年〜
授業概要
学部レベルの免疫学の基礎知識を前提とする。現代免疫学研究について具体例に基づき、サイエンスとしての論理展開をディスカッションを通じて学習する。特に、アレルギー、自己免疫、AIDSなど免疫関連疾患の誘導または制御のメカニズムを探索する研究において、その展開を辿りながら、疾患治療とそれに向けた創薬の可能性について考察する。本特論を通じて、薬学関連分野の研究者・技術者として、また高度な専門性を持った薬剤師として貢献するために必要な、自ら問題を設定し解決する論理的思考能力の習得を目指す。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生体防御学特論の講義全体の概要と目標  
【2】免疫系の構築  
【3】免疫細胞の分化  
【4】シグナル伝達  
【5】免疫応答の調節  
【6】免疫寛容  
【7】免疫細胞の移動  
【8】粘膜免疫  
【9】アレルギー性疾患1.機序と病態  
【10】アレルギー性疾患2.治療と薬  
【11】自己免疫疾患1.機序と病態  
【12】自己免疫疾患2.治療と薬  
【13】感染症と免疫  
【14】移植免疫・腫瘍免疫  
【15】免疫学の臨床応用  
評価方法
筆記試験、レポート内容、出席および教室でのディスカッションなどにより評価する.
教科書
免疫学分野の原著論文・総説
参考図書
基礎免疫学(原著第2版)Abbas & Lichtman著、松島・山田訳、エルゼビア・ジャパン、ISBN978-4-86034-859-4
医学・薬学のための免疫学(第2版)豊島・田坂・尾崎著、東京化学同人、ISBN978-4-8079-0679-6
免疫学コア講義(改訂2版)木本・阪口・山下編、南山堂、ISBN978-4-525-16752-3
免疫学イラストレイテッド(原著第7版)Male著、高津・清野・三宅監訳、南江堂、ISBN 978-4-524-24719-6
備考
担当教員 岩田誠、大岡嘉治