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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】日本文学特講ＣⅠ

科目番号	00026	担当教員名	上田　穂積	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年～

授業概要
本年度は、大江健三郎と村上春樹の文学（主に初期作品）について考究する。日本文学特講ＣⅠでは、まず現代文学の成立やその状況について考察した後、大江健三郎の文学の諸問題を中心に講ずることになる。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンスー詳細なシラバスの配布。および必読文献の配布。
【2】	日本近代文学における「文学」という概念（１）
【3】	日本近代文学における「文学」という概念（２）
【4】	谷崎潤一郎と川端康成（１）
【5】	谷崎潤一郎と川端康成（２）
【6】	現代文学の成立（１）ー戦後派の文学・埴谷雄高
【7】	現代文学の成立（２）ー戦後派の文学・野間宏
【8】	現代文学の成立（３）ー三島由紀夫の文学
【9】	〈戦後〉の終焉ー石原慎太郎の登場
【10】	大健三郎の登場ー「奇妙な仕事」と「死者の奢り」
【11】	〈戦後〉における戦争ー開高健の文学
【12】	大江健三郎初期作品研究（１）ー「飼育」
【13】	大江健三郎初期作品研究（２）ー「芽むしり仔撃ち」
【14】	大江健三郎初期作品研究（３）－短編集『見るまえに跳べ』の世界
【15】	大江健三郎初期作品研究（４）ー「われらの時代」を巡って

評価方法
授業内における発表およびレポート
教科書
プリントを適宜配布するのが原則だが、必要文献は各自購入のこと。
参考図書

備考
授業の進捗状況その他で大幅な補講が実施される可能性のあることを予め承知しておくこと。目先の現実のために受講を中途で取りやめないこと。