徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本史概論

科目番号00027担当教員名木原 溥幸単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)
授業題目「藩政改革と明治維新」
本授業では、幕末から明治維新への歴史の大きな流れを理解するために、雄藩の動きを中心としてみた政治過程について講義する。幕末に入った天保以降,とくに有力藩たる雄藩では改革によって近代的な軍事力を強化して,倒幕の過程でその力を発揮し,明治維新において大きな力となった。雄藩のうち,とくに西南雄藩とされる佐賀藩と長州藩を主として取り上げ,中央政局の動きと関連させつつ,明治維新史上における雄藩の役割について考える。到達目標は雄藩を中心としてみた明治維新の動きを通して、日本史全体の歴史の流れに関する理解を深めることである。授業は毎回プリントを配布して進める。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】天保期の「内憂」と「外患」  
【2】天保期の幕府と藩  
【3】佐賀藩の天保改革  
【4】「有志大名」と開国前後の幕府  
【5】佐賀藩の嘉永・安政改革  
【6】長州藩の安政改革  
【7】文久期の政治情勢と「公武周旋」  
【8】佐賀藩軍事体制の強化  
【9】長州藩討幕派と軍制改革  
【10】慶応期の幕府と雄藩の対立  
【11】大政奉還から王政復古へ  
【12】維新政府の成立  
【13】明治初年の長州藩  
【14】明治初年佐賀藩の改革  
【15】大藩と廃藩置県  
評価方法
筆記試験を実施するが,小テスト・レポート・出席等を加味して評価する
教科書
なし
参考図書
授業で参考書を紹介する。
備考