徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    制御理論I

科目番号00033担当教員名田淵 敏明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
①私達は小学校の算数,中学以降の数学で,”事象を式で処理する”という問題解決の仕方を学んできた.
②制御は,まさにこの立場が必須となる.そこで,本講義では,”立式”という立場と”求解”という2つの面を理解するところに焦点を置く
③この2つの面の理解をより確実にするために,パソコンによる実習も併用する.
④これを通じて,現実の事象を処理するためには,皆が高校で学習してきた微分とか積分が非常に強力な武器となりうることを知ってもらう
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実際の現象の動き(静と動)  
【2】動的な現象のとらえ方(微分ということ),有限小と無限小の違いの感覚的把握(△xとdxとの違い,紙1枚分の厚さと水面の厚さとの違い)  
【3】微分(名詞)と微分する(動詞),ということの違い  
【4】微分する,ということの意味の理解.無限小量÷無限小量の計算の仕方(1)  
【5】微分する,ということの意味の理解.無限小量÷無限小量の計算の仕方(2)  
【6】微分する,ということの意味の理解.無限小量÷無限小量の計算の仕方(3)  
【7】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)(1)  
【8】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)とその解析的求解(1)  
【9】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)とそのパソコンによる求解(1)  
【10】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)(2)  
【11】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)とその解析的求解(2)  
【12】実際の現象の動きと微分が入った方程式(微分方程式)とそのパソコンによる求解(2)  
【13】ブロック線図と自動制御の考え方(1)  
【14】ブロック線図と自動制御の考え方(2)  
【15】まとめ  
評価方法
出席状況,提出物状況,本試験成績を総合
教科書
椹木,添田:わかる自動制御(日新出版)
参考図書
適宜プリントを配布
備考