徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    実践的コミュニケーション

科目番号00037担当教員名櫻井 栄一単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期集中対象年次5年6年
授業概要
授業概要:医療現場においてコミュニケーション能力がいかに重要であることは言うまでもないが、日本の医療系教育に科目として取り入られることは極めて稀なことである。しかし、コミュニケーションスキルは学ぶことによって向上する。ここでは、ファーマシューティカルケアを成功させるために、薬剤師としての医療コミュニケーションスキルを学ぶ。
到達目標:1言語的および非言語的コミュニケーションの方法を概説できる。2意思、情報の伝達に必要な要素を列挙できる。3相手の立場、文化、習慣などによって、コミュニケーションのあり方が異なることを例示できる。4対人関係に影響を及ぼす心理的要因を概説できる。5病気が患者に及ぼす心理的要因を概説できる。6患者の家族の心理的状態を把握し、配慮することができる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】治療者としての薬剤師になるために講義方式。必要に応じてSGDおよびロールプレイを行う。 
【2】患者とプラスの関係を構築するために  
【3】共感的受け答えの選択  
【4】患者カウンセリングとファーマシューティカルケア  
【5】薬剤師が自分の思っていることを主張する権利とは何か?  
【6】医師とのコミュニケーション  
【7】患者およびその家族を支援するためのコミュニケーション  
【8】説得力のあるコミュニケーション  
【9】コミュニケーションに影響を及ぼす因子  
【10】非言語的コミュニケーションスキル  
【11】ロールプレイで学ぶファーマシューティカルコーチング  
【12】効果的な服薬コミュニケーション  
【13】薬局マネージメントとコーチング  
【14】医療費負担感に与えるコミュニケーションのありかた  
【15】まとめ  
評価方法
レポート、平常点。1/3以上欠席した学生には単位を認めない。
教科書
薬剤師と薬学生のための「コミュニケーション実践ガイド」(じほう)
参考図書
薬剤師のための「ファーマシューティカルコーチング」(じほう)
備考
中田素生、畠山 大、随時外部講師が講義する。